うつ病で教員を辞めた私がWebライターで
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教員がうつ病で休職したら給料はいくら減る?病気休暇→休職→傷病手当金の3段階を解説

教員がうつ病で休職したら給料はいくら減る?病気休暇→休職→傷病手当金の3段階を解説

こんにちは!

クロヒョウ先生@Webライターです。

私がうつ病で病気休暇に入った最初の6か月、毎月の手取りは32万円でした。それが休職1年目に25万円になり、傷病手当金に切り替わってからは20万円。約3年で、収入はゆるやかに、しかし確実に下がっていきました。

教員という安定した職業でも、うつ病で長期休職するとここまで変わります。

私は、中学・高校教員として約15年間勤務した後、うつ病を罹患し、3年間の休職を経て退職しました。

その間の収入の変化を、できるだけ正直に、具体的な数字でお伝えします。

この記事で分かること

– 「病気休暇」中の給料は満額のまま

– 「休職」1年目は給料が8割になる

– 「休職」2年目以降は給料ゼロ、傷病手当金のみになる

– 諸手当(扶養手当・地域手当)はどうなるか

– 実際の月収の推移と手取り額の変化

時期 収入 私の手取り(実額) 次の段階へ移る条件
病気休暇(有給) 給与満額 約32万円/月 私の場合、6か月経過で休職へ
休職1年目 給与の8割 約25万円/月 休職1年経過で給与ゼロへ
休職2年目以降 傷病手当金(標準報酬の約3分の2) 約20万円/月 支給は1年半(+自治体により附加金)

休職の前に「病気休暇」がある。この間は給料が満額

「病気休暇」とはどんな制度?

うつ病と診断され、医師から「仕事を休む必要がある」と判断された場合、まず最初に適用されるのが「病気休暇」という制度です。

正式に「休職」に入る前の段階として、私の自治体では6か月間、給料が満額のまま休むことができました。(病気休暇の上限日数は自治体により異なり、90日のところもあります)

(え、給料が出るまま休めるの…?)

そう思った方も多いのではないでしょうか。

これは、地方公務員である教員ならではの手厚い制度です。

民間企業では、休んだ分だけすぐに給与が減るケースも多いため、この制度は本当に助かります。

私が病気休暇を取った期間

私の場合、主治医から診断書を書いてもらい、まず病気休暇として6か月間、給料満額のまま休みました。

(精神的に一番きつい時期に、お金の心配まで重なったら、本当に追い詰められていたと思う…この制度がなかったら、どうなっていたんだろう…)

率直に、病気休暇の存在には、心の底から救われました。

その後、状態が回復しないと判断され、正式に「休職」へと移行することになりました。

休職1年目は給料が8割に下がる

休職発令後の給与体系

正式に「休職」の辞令が出ると、給料が給料表上の月額の8割になります。

扶養手当・住居手当はどうなる?

扶養手当・地域手当・住居手当などの諸手当については、自治体や状況によって扱いが異なります。

私の場合、妻と子ども2人分の扶養手当は引き続き支給されました。

一方で、住居手当は支給停止になるケースもあると聞いていたため、人事担当者にしっかり確認しました。

必ず、勤務先の教育委員会や人事担当者に確認するようにしてください。

実際の手取り額はどのくらい変わった?

給料が8割になるとはいえ、社会保険料や所得税などの天引きは引き続き発生します。

そのため、手取り額は思っていたより少なくなります。

私の場合、休職前の手取り月収が約32万円程度でしたが、休職1年目は手取りで約25万円程度にまで下がりました。

(約7万円も減るのか…。家族4人で生活できるか、不安だな…)

正直、かなり不安でした。

しかしながら、なんとか家計をやりくりし、通信費の格安SIM乗り換えや保険の見直しなど固定費の削減を徹底することで、どうにか生活を維持することができました。

(3年分の毎月の手取りの推移と、当時の心境は、教員がうつ病で休職したら給料はいくら?手取り32万→25万→20万円の3年間に詳しく書いています。)

休職2年目以降は給料がゼロになる。傷病手当金が命綱に

傷病手当金とは

休職から1年が経過すると、給料は完全にゼロになります。

(ゼロ…。家族を養えない…どうしたらいい…)

そのような中で、加入している共済組合(教員の健康保険に相当)から「傷病手当金」が支給されます。

傷病手当金の金額は、おおむね休職前の標準報酬日額の3分の2が目安です。

私の場合、月20万円前後でした。

実際の受給額はいくら?

私の場合、傷病手当金を、月に約20万円程度受給していました。

休職前の手取り約32万円と比べると、約10万円の減額です。

(月10万円近く減るのは、率直に言ってかなりしんどい…。でも、ゼロよりはずっとましだから頑張ろう…)

この期間は、あらゆる出費を「本当に必要か?」と問い直し、生活費を徹底的に絞り込みました。

心が折れそうになることもありましたが、コツコツと家計を立て直していきました。

なお、傷病手当金には受給期間の上限があり、支給は1年半です。私の場合は、自治体の「傷病手当金附加金」という仕組みがあり、休職最後の6か月間も同水準の振込が続きました(教員のうつ病休職での傷病手当金の支給は、1年半で切れますが…に詳しく書いています)。

傷病手当金が切れた後の生活設計については、早めに考えておくことが大切です。

詳しくは私が復職せず退職を選んだ本当の理由|3年休職した元教員の本音にも書いていますので、参考にしてみてください。

まとめ:教員の休職中の収入は3段階で変化する

教員がうつ病で休職した場合、収入は以下のように段階的に変化します。

時期 収入の状況
病気休暇(私の自治体は6か月) 給料100%(満額支給)
休職1年目 給料の80%
休職2年目以降 給料ゼロ/傷病手当金(標準報酬の約2/3)

「休職したら、すぐに収入がゼロになる」わけではありません。

段階的に減っていくため、制度を正しく理解した上で、家計の見直しや節約の準備を早めに進めることが重要です。

休職を検討している方は、まず教育委員会・主治医・共済組合の3か所に相談することをおすすめします。

一人で抱え込まず、制度を味方につけながら、回復に専念してください。

また、退職後に健康保険がどうなるかについては、教員を退職したら健康保険はどうなる?任意継続と国保の選び方を実体験で解説も参考にしてみてください。

うつ病は、決して終わりではありません。

私がそうであったように、休職期間は「本当の自分を取り戻す時間」でもあります。

コツコツと、着実に、一歩一歩、前を向いていきましょう。

それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

クロヒョウ先生@Webライターでした!