こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
通帳に並んだ「20万、20万、20万…」という数字。これは、休職2年目から私の口座に毎月振り込まれていた、傷病手当金の手取り額です。
(これだけの金額が毎月振り込まれるなら、なんとか普通には暮らしていけるな…)
と通帳を見つめていた休職2年目のある日、とてつもなく恐ろしい事実を知りました。
「傷病手当金は、1年6ヶ月で終わる」
傷病手当金は「休職2年6ヶ月目」で切れる
私の場合は、地方公務員として勤務していたので、休職時のお金の流れは、以下のようになりました。
– 病気休暇(最初の6ヶ月):給与満額支給
– 休職1年目(7〜18ヶ月目):給与の8割支給
– 休職1年経過後(19〜36ヶ月目):給与0円→傷病手当金(給与の約3分の2)に切り替え
– 傷病手当金の支給期間:1年6ヶ月
つまり、休職開始から1年経過時点で傷病手当金がスタートし、そこから1年6ヶ月で終了する。休職開始時点を起点にすると、「2年6ヶ月目」で傷病手当金が打ち切られる計算です。
「傷病手当金は、休職3年目を待たずに切れる」
という事実に気づいた時には、思わず頭を抱えました。
(え、3年もらえると思っていたのに、半年早く打ち切りなのか…)
休職に入ったばかりの方や、これから入る方には、まずこの「1年6ヶ月の壁」を、絶対に知っておいてもらいたいと思います。
私の場合は「傷病手当金附加金」で残り6ヶ月もカバーされた
しかしながら、すぐに分かったことがあります。それは、自治体や組織によっては「傷病手当金附加金」という制度が用意されている、ということです。
私の自治体の場合は、傷病手当金が終わった後の残り6ヶ月間に、傷病手当金とまったく同額が「附加金」として支給される仕組みになっていました。
表面上の流れは、こうなります。
– 病気休暇6ヶ月:手取り32万円
– 休職1年(8割支給):手取り25万円
– 休職2年目(傷病手当金):手取り20万円
– 休職3年目(附加金):手取り20万円(同額継続)
附加金の存在を知った時には、(ありがたい…本当にありがたい…)と、書類を読みながら、思わず涙が出そうになりました。
ただし、この附加金は、すべての自治体や組織にあるわけではありません。共済組合の規約によって、附加金そのものが無い場合や、支給割合・支給期間が違う場合もあります。
休職を考えている方や、すでに休職中の方は、ご自身の所属する共済組合の規約を、必ず一度確認していただければと思います。
休職全体のお金の流れについては、教員がうつ病で休職したら給与・傷病手当金はどれくらいもらえる?合計金額を教えます。にもまとめていますので、ご参考ください。
互助組合給付金という、もう一つの「見落としがちなお金」
傷病手当金や附加金とは別に、私の場合は「互助組合給付金」という、互助組合からのお金も受け取っていました。
具体的には、傷病見舞金として、毎月2万円が3年間振り込まれており、合計すると72万円になりました。
(月2万円か、雀の涙程度だな…)
と思われるかもしれません。
しかしながら、傷病手当金や附加金で手取りが20万円になってしまったときに、月2万円が追加で振り込まれてくる家計の安心感は、想像以上に大きなものでした。
附加金も終わったあと、私に来た「2つの選択」
附加金が終わると、いよいよ無給期間に入ります。
地方公務員の休職は最長3年。3年経過の時点で、「復職」か「退職」かの判断を迫られます。
私の場合は、3年経過の時点で、寛解にはまだ遠い状態でした。
(復職して、また同じ環境に戻って、本当に大丈夫なのか…)
(でも、退職したら、家族はどうなるのか…)
迷いに迷った末、私は退職を選びました。退職を選んだ詳しい理由については、私が復職せず退職を選んだ本当の理由|3年休職した元教員の本音にも書いていますので、よろしければご覧ください。
退職を選んだ後は、傷病手当金も附加金もない代わりに、退職金がまとまった金額で振り込まれました。
(これだけのサポートを受けて、3年半も療養できたのは、本当に有難いな…)
退職金の通知書を見ながら、改めて、制度を作ってくれた先人たちへの感謝が湧いてきたのを、今でもよく覚えています。
まとめ|「1年6ヶ月の壁」は、知っていれば怖くない
教員のうつ病休職で、傷病手当金が切れたら給料はどうなるのか。
私の場合は、以下のような流れになりました。
– 休職2年6ヶ月目で、傷病手当金は終了
– 附加金で残り6ヶ月をカバー(自治体による)
– 3年経過時に、復職か退職かを選択
– 退職を選んだ私には、退職金が振り込まれた
数字を事前に把握しておくと、不安は半分以下に減ります。
うつ病は、決して終わりではありません。私がそうであったように、新しい人生の始まりです。
数字の不安は、数字で解決していけます。コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
