こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
3年間の休職を経て退職した私が、障害年金の申請手続きを実際に経験していちばん戸惑ったのは、「初診日証明」をめぐる書類のやり取りでした。「最初からこの病院にかかっていたら、どれだけ楽だったか」と、申請のたびに思いました。
「障害年金って、申請したいけど、何から始めればいいんだろう…」
(書類が多すぎて、もう、めんどくさいな…)
そんな風に、申請の入口で立ち止まっている方も多いと思います。
正直なところ、障害年金は、社労士にお金を払って申請依頼をする人がいる程、知識量が多く必要になる、複雑で難解な制度です。
しかしながら、大丈夫です!
私自身、自力で申請を完遂することができましたので、つまずきポイントを整理してお伝えしますね。
この記事で分かること
– 障害年金を申請できるタイミング
– 私が実際につまずいたポイント
– 社労士に依頼するかどうかの判断基準
私は、中学・高校の教員として約15年勤務した後、うつ病を罹患し、3年間休職→退職して、現在はフリーランスのWebライターをしています。障害者手帳2級を取得し、障害年金の請求手続きを実体験しました。
そもそも障害年金とは?申請できるタイミング
障害年金は、初診日から1年半が経過しても、うつ病が治っていない場合に申請が可能となる制度です。
初診から1年半経過した日を「障害認定日」と定め、その日から請求できるようになります。
支給金額の目安は、3級で月5万円程度、2級以上だと、妻子持ちならかなりの金額になります。
認定は有期認定で、多くは1〜3年の期間となり、期間終了後は、更新認定の手続きが必要です。
ここで知っておきたいのは、傷病手当金と障害年金は、併給ができないということ。
重複した分は、返金しないといけないルールになっています。
そのため、給与や傷病手当金の支給が終了した後から、障害年金の受給を考えることが多く、初診から3年以上経過してから申請するパターンが、実質的には多くなりそうです。
休職中のお金の流れについては、教員がうつ病で休職したら給料はいくら減る?3年休職した私の手取りは32万→25万→20万円でしたにまとめていますので、あわせてご覧ください。
私がつまずいた点①:初診日証明(受診状況等証明書)の取得
最初のつまずきポイントは、「受診状況等証明書」という書類です。
これは、初診の病院に発行してもらう、初診日を証明する書類になります。
私の場合、初診は個人病院、その後、系列のクリニックを持っている大病院へ入院・転院したため、初診日証明を取得するには、わざわざ最初の個人病院まで足を運ばないといけませんでした。
(あのとき、最初から系列のクリニックを持っている大病院に行っておけばよかった…)
正直な気持ちは、これに尽きます。
障害年金の請求では、初診の病院と、申請時に通っている病院が違うと、手続きが増えて煩雑になるため、最初から1本化しておくことが理想です。
動けるうちに、初診の病院に書類作成を依頼しておくことが大切です。
精神科は、皆さんが思うよりも混んでおり、即日対応は難しいため、傷病手当金の受給終了が見えてきたタイミングで、早めに動き出すと安心です。
私がつまずいた点②:主治医に依頼する診断書
2つ目のつまずきポイントは、主治医に依頼する診断書です。
障害年金の申請には、「障害認定日時点」と「現在時点」の2通の診断書が必要になる場合があります。
そのような中で実感したのは、医師に依頼する際は、依頼事項を文書化して持参することの大切さです。
「依頼事項」「これまでに行ったこと」「本日持参したもの」などを整理した用紙を渡すと、主治医にも要点が伝わりやすく、診断書の内容も丁寧に書いてもらえる印象でした。
自力ですべてのことを把握し、診断書を依頼する作業は中々大変です。
時間を確保し、落ち着いて取り組んでください。
私がつまずいた点③:社労士に依頼するかの判断基準
3つ目のつまずきポイントは、社労士に依頼するかどうかの判断です。
障害年金は、社労士に有料で依頼する方がいるくらい、難解な制度です。
しかしながら、初回申請が認定される割合は約90%、更新認定で不可になるのは約1〜2%というデータがあります。
つまり、「初回申請はとても大変だけど、初回申請できれば通る可能性はかなり高いし、1度通れば、再度通る可能性はさらに高い制度」と言えます。
私自身は自力申請をしましたが、判断基準としては、以下のように考えています。
– 体調的に書類を整理できそうな意欲がある・制度は自学で理解できる→自力申請に挑戦
– 書類をまとめる気力が湧かない・制度が複雑すぎてなにがなんだか分からない→社労士に依頼
兎にも角にも、うつ病を罹患した人が、正規に使える公的な制度なので、ダメ元でも申請する価値はあります。
どちらにするか慎重に検討し、後悔のないようにしてください。
まとめ
障害年金の申請は、書類の準備が煩雑で、心が折れそうになることもありますが、うつ病になった者が正当に使える権利ですので、可能なら、全て使い切る方向で動いていいのではないかと思います。
①初診日証明(受診状況等証明書)を早めに依頼する
②診断書は、依頼事項を文書化して渡す
③社労士に頼むかは、自分の体調・状況と相談して決める
これらのポイントを押さえておくことで、申請がスムーズに進む可能性が高まります。
うつ病は、決して終わりではありません。私がそうであったように、新しい人生の始まりです。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くたった1つの道。
今日の知識を力にして、コツコツ、1歩ずつ、進んでいきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
