こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
うつ病で教員を退職し、フリーランスのWebライターとして暮らしている私が、毎月決まった日に楽天証券から自動引き落としで動いていく、夫婦合計66,666円のインデックス積立。
ヨーロッパ中央銀行が2年9か月ぶりの利上げに動き、アメリカの消費者物価指数は4%台と約3年ぶりの高水準、日本の企業物価指数も前年比6.3%の上昇。
このような物価高や金利上昇のニュースが、毎日のように流れています。
(このまま積立を続けて、本当に大丈夫なのかな…)
そう感じている方も多いと思います。
今回は、物価が上がり続けても、元教員の私がインデックス投資をやめない理由を、率直に書いていきます。
NISAを「始めた理由」と、「続けられた理由」は別ものだった
私の場合は、退職後しばらくしてから、月3,000円という少額で、インデックス投資を始めました。
NISAを始めた経緯そのものは、うつ病で教員を退職した私がNISAを始めた理由|フリーランスの資産形成術にも書いていますので、よろしければ参考にしてください。
しかしながら、始めてから時間が経つにつれて、気づいたことがあります。
「始めること」と、「物価高や相場の乱高下の中でも、やめずに続けること」は、まったく別の話だ、ということです。
積立を始めた頃は、月3,000円という金額でした。
しかし、その後、ニュースを開けば、物価上昇、株価乱高下、地政学リスク、米国の高インフレ、ヨーロッパでの利上げ観測、原油価格上昇…と、不安を煽る情報ばかりが目に飛び込んできました。
(これは、一度積立を止めたほうがいいんじゃないか…)
正直、夜中に通帳とスマホの証券アプリを交互に眺めながら、そう考えた瞬間が何度もありました。
それでも、結果として、私は積立額を止めずに、少しずつ引き上げ、現在は夫婦で月66,666円の積立を継続できています。
「続けられた」のには、自分なりの、はっきりとした理由がありました。
物価高でも積立をやめない、いちばんの理由は「生活防衛資金」
私の場合、インデックス投資を続けられている、いちばんの土台は、フリーランスとしての「生活防衛資金1年分」以上を、現金で確保できていることです。
会社員・公務員なら半年分程度と言われますが、フリーランスは福利厚生面で劣る分、1年分は必要と言われています。
退職金の大半を、まずはこの生活防衛資金に充当し、生活費の1年分を超える金額まで現金で確保することを意識しました。
物価高で生活費が上振れしても、まだ手元の現金で吸収できる範囲。
そう思える土台があるからこそ、毎月の積立を、相場のニュースに連動して止めずに済んでいます。
(積立を、相場の上下で判断して止めたら、結局、いつまで経っても続けられないな…)
これが、休職中にお金の勉強を続けてきた中で、自分の中ではっきりした結論でした。
生活防衛資金を先に作った判断については、教員を辞めた私が「生活防衛資金」を先に作った理由|投資より貯蓄を優先した判断にも書いていますので、合わせて読んでいただければと思います。
物価高こそ、現金より株式の比率を高める方が合理的
もう一つ、私が積立をやめない理由として大きいのが、「物価が上がり続ける局面で、現金だけを抱えていることのリスク」です。
預金の利回りは0.001%~0.2程度。
株式の長期の期待利回りは、年4〜10%程度と言われています。
物価が4%、6%と上がっていく中で、利回り0.001%の預金だけに資産を寄せておくことは、実質的に、お金の価値が目減りしていくのを、黙って受け入れることに近い状態です。
(積立を止めることのほうが、むしろ大きなリスクかもしれない…)
そう考えるようになってから、ニュースの見方が、ずいぶん変わりました。
世の中の精神科医の解説でも、不安を感じたときほど、感情ではなく、事前に決めたルールに従って行動することが大事だと、よく言われます。
私の場合も、相場のニュースに反応して積立額を増減するのではなく、
– つみたて投資枠で、毎月決まった額を、決まった日に、機械的に積み立てる
– 成長投資枠の米国高配当ETFは、年4回の配当を受け取りながら、少しずつ買い増しを続ける
というルールを、自分の中で先に決めておくようにしました。
決めたルールがあるからこそ、ニュースを見て夜中に狼狽えても、翌朝にはまた淡々と元のルールに戻れます。
配当金が「もう一本の軸」になり、株価の上下から心が外れた
私の場合、インデックス積立を続けやすくしているもう一つの理由が、成長投資枠で保有している米国高配当ETFの存在です。
年4回、3月・6月・9月・12月に振り込まれてくる配当金は、株価そのものの上下とは別軸で、淡々と入金が続きます。
(株価のニュースに一喜一憂するより、配当金が振り込まれ続けている事実のほうが、私にとっては大事だな…)
そう思えるようになってから、物価高や利上げのニュースを見ても、必要以上に心が揺れることが減りました。
米国高配当ETFを買い続けている理由については、うつ病退職した元教員が米国高配当ETFを買う理由|VYM・HDV・SPYDで配当を得る話にも書いていますので、よろしければあわせてご覧ください。
インデックス積立で長い目で資産そのものを育てつつ、高配当ETFで生活のキャッシュフローを少しずつ太くしていく。
この「二刀流」の感覚が、私の中で、物価高の中でも積立を止めないための、もう一つの心の支えになっています。
それでも、毎月積立日には、心が少しざわつく
ここまで書いてきましたが、正直なところ、毎月の積立日に心がまったくざわつかないかと言えば、嘘になります。
(このタイミングで、本当に買い続けて大丈夫なのかな…)
(AIの台頭で仕事の形も変わっていく中で、ここまで投資に回して大丈夫なのか…)
そういう心の声が、何度も顔を出します。
しかし、そのたびに思い出すのは、生活防衛資金を先に積み上げた数か月のことと、休職中に「お金の大学」を本屋で手に取った日のことです。
(あのとき、本屋に立ち寄って、本当によかった…)
そう思える数字が、月1回の通院を続けながらも、確かに自分の口座の中で育ってきました。
物価高は、これからもしばらく続くのだと思います。
生活の中で「値上げ」という言葉を聞かない日はありません。
そのような中でも、生活防衛資金という土台があり、ルールを先に決めた積立があり、配当金という別軸の入金がある。
この3つが揃っていることで、私はインデックス投資を、やめずに続けられています。
まとめ
物価が上がり続ける中でも、元教員の私がインデックス投資をやめない理由は、シンプルです。
– 退職金の大半を生活防衛資金に充て、1年分を超える現金を先に確保している
– 物価が4〜6%上がる局面で、利回り0.001%の現金だけに寄せておくことのほうがリスクだと判断している
– 相場のニュースに反応せず、機械的に積み立てるルールを先に決めている
– 米国高配当ETFの配当金が、株価とは別軸の安心材料になっている
– 自分の中で「やめる理由」より「続ける理由」のほうが、数として多くなっている
なお、本記事は私の体験談であり、投資判断はご自身の責任で、各種公式情報をご確認のうえ行ってください。
うつ病は、決して終わりではありません。
私がそうであったように、新しい人生設計の始まりです。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くたった1つの道。
物価高も、相場の乱高下も、コツコツと、自分のペースで、一緒に乗り越えていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
