初めて精神科にかかった頃、私は教員の仕事をなんとか続けていました。
不安と焦りで眠れない日が続き、健康も、家での暮らしも、壊れる寸前でした。
初診で、重いうつ病と診断され、その場で休職を勧められました。
それでも、すぐに頭に浮かんだのは、こんな考えでした。
休職をしたら、家族が路頭に迷う…
職場の人たちに、休むとは言えない…
私は、とにかく仕事を続けないとまずいと、医師に伝えました。
医師からはそれでも休職を勧められましたが、その場で、休むとは言えませんでした。
結局、仕事を続けながら薬を飲み、2週間に1度、通院することになりました。
その後、私は休職することになります。
今振り返ると、初診のときに休職してしまった方が良かったと感じています。
悪い状態が長く続くほど、病状は悪くなり、治療にかかる時間も長くなるからです。
あのとき休んで治療に専念していれば、寛解までの期間も、もっと短くなっていたのだろうと思います。
もし今、医師から休職を勧められて迷っている方がいたら、その言葉を、どうか重く受け止めてください。
