うつ病で教員を辞めた私がWebライターで    Fireを目指す実践ブログ|書籍化進行中!

うつ病で休職中、朝が来るたびに体が動かなかった話

うつ病で休職中、朝が来るたびに体が動かなかった話

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こんにちは!

クロヒョウ先生@Webライターです。

「起きなきゃ。でも、体が動かない…」

うつ病で休職に入った最初の数ヶ月、朝、目は開いているのに、布団から起き上がることができない日々が続きました。

体に鉛が入ったような重さで、頭がぼーっとして、話すこともできない。

(自分の体は、一体どうなってしまったんだろう…)

天井を見つめながら、そう考えていた朝のことを、今でもよく覚えています。

今回は、うつ病で休職中、朝が来るたびに体が動かなかった日々について、当時の症状を書いていきます。

朝、目は開いているのに、体が布団から離れない

私の場合、うつ病を罹患し、3ヶ月の医療保護入院を経て自宅療養に切り替わった後、しばらくの間、朝の症状が特にひどい状態が続きました。

目は覚めている。時計を見れば、いつも通りの時間。

しかし、体が動かない。

体に鉛が入ったような重さがあり、腕を上げることも、寝返りを打つことも、思うようにできませんでした。

(起きなきゃ。家族もいるのに、こんな状態で…)

(でも、体が言うことをきかない…)

そのような焦りと諦めが、頭の中で何度もぐるぐると回っていました。

うつ病になる前、私は教員として、朝早くから夜遅くまで動き続ける生活を送っていました。

朝、目が覚めれば、そのまま体が動き、当たり前のように出勤する。そんな日々を15年間、続けてきた自分にとって、「目が開いているのに体が動かない」という状態は、想像もできない事態でした。

うつ病罹患後の入院・療養期間の全体像については、うつ病の入院生活はどんなかんじ?入院でうつ病は治るの?にも書いていますので、よろしければ参考にしてください。

動けない時間は、罪悪感との闘いでもあった

体が動かない朝、私の中で常に膨らんでいたのは、罪悪感でした。

(家族が動き始めているのに、自分だけまだ布団の中にいる…)

(こんな寝たきりで、これからの人生は大丈夫なんだろうか…)

(不調でも、無理して動かないと、廃人になってしまうのではないか…)

そのような不安と焦りが、動けない体の上で、頭の中を絶えず駆け巡っていました。

しかしながら、主治医からは、はっきりとした指示を受けていました。

「不調時は、とにかく休んでください。無理に動くと、反動で悪化します」

その言葉を、何度も自分に言い聞かせながら、動けない朝は、布団の中で、ただひたすら休むことに徹しました。

(今、無理をしないことが、後の自分を助ける…)

そう自分に言い聞かせて、天井を見つめる。それが、療養前半の朝の過ごし方でした。

昼を過ぎ、夕方近くになって、ようやく体が動き始める

私の場合、うつ病には「日内変動」があり、朝が最も不調で、時間の経過とともに、少しずつ体が動き始める傾向がありました。

朝は布団の中でほぼ寝たきり、昼食とトイレ以外はほとんど動けない。しかし、夕方くらいになると、ようやく体が動くようになり、その日にできる最低限のことに取り組む。

療養の前半は、そのような日々の繰り返しでした。

うつ病療養は、長期戦になる、と主治医から何度も説明を受けていました。

焦って治そうとすると、かえって悪化する。まずは、動ける時間帯だけ、やれることをやる。動けない時間は、休むことに専念する。

そのスタンスを守り続けた結果、動き始められる時間が、波を打ちながらではありますが、夕方から昼過ぎ、昼過ぎから昼前、昼前から朝起きてしばらくして…と、少しずつ早まっていきました。

現在では、朝6時45分に目を開け、7時00分には、ほぼ普通の状態で1日をスタートできるところまで、回復しています。

そこまでたどり着くのに、数年間の月日がかかりました。

外出時にマスクと帽子を外せない状態は、今も続いている

朝の不調が少しずつ和らいでいったのは、療養期間の中で、大きな回復の実感でした。

一方で、症状の全てが消えたわけではなく、今も続いている困難もあります。

その1つが、外出時の対人恐怖です。

私の場合、外出時にマスクと帽子で顔を隠さないと、人前を歩くことができない状態が、今も続いています。

(誰かに見られている気がする…)

(顔を出して歩くのが、どうしても怖い…)

うつ病を罹患する前は、そのような感覚とは全くの無縁でした。しかし、うつ病罹患後、対人恐怖の症状が強く出るようになり、5年以上経過した現在も、そのような状況が続いています。

寛解に至っていないため、精神科への定期通院を続け、薬物療法も1日も欠かさずに継続しています。

うつ病治療は、長期に渡ることが多いと、精神科医の解説でもよく言われます。私の経験でも、実際そう感じます。すぐに治るものではなく、年単位で、少しずつ、体調が上向いていく前提で、療養と向き合い続けています。

動けない朝を、どう乗り越えていったのか

朝、体が動かない日々をどう乗り越えていったか、と聞かれることが多いです。

私の場合、特別な工夫は、ほとんど何もしていません。

主治医の指示通り、不調時は徹底的に休む。動けるようになった時間だけ、自分にできる最低限のことをやる。それだけを、ひたすら続けてきました。

しかしながら、療養期間の中で、少しずつ意識するようになったことが、いくつかあります。

1つは、動けない朝を「異常」と捉えないことでした。

うつ病は、脳の病気です。動けない朝は、体調が悪いから動けないだけであって、自分の意志が弱いから動けないわけではありません。

(動けない自分を責めない…)

そう自分に言い聞かせるようになってから、朝の罪悪感が、少しずつ和らいでいきました。

2つめは、動ける時間に、無理をしないことでした。

夕方に体が動くようになると、(今のうちに、たくさんのことをやらないと…)と焦る気持ちが湧いてきます。しかし、動ける時間に無理をすると、次の日の朝の不調が、より重くなる傾向がありました。

動ける時間も、「動ける範囲で」に留める。そのスタンスを守り続けたことが、少しずつ体調を安定させていく上で、大きな支えになりました。

療養中の1日の過ごし方については、うつ病で休職中の1日はどう過ごした?元教員が3年間でたどり着いた日課にも書いていますので、あわせて読んでいただけたら幸いです。

まとめ

うつ病で休職中、朝が来るたびに体が動かなかった日々について、書きました。

私の場合は、

– 朝、目は開いているのに、体に鉛が入ったような重さで、布団から起き上がれない日々が続いた
– 動けない自分への罪悪感と、主治医の「不調時は休む」という指示の間で、揺れ続けていた
– うつ病の日内変動により、夕方になってようやく体が動き始める日々を、療養前半では繰り返していた
– 数年間の療養を経て、動き始められる時間が少しずつ早まり、現在では朝から普通に動けるところまで回復した
– 一方で、外出時の対人恐怖など、今も続いている症状もある

うつ病は、決して終わりではありません。私がそうであったように、新しい人生の始まりです。

動けない朝は、自分を責めず、休むことに徹してください。

コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。

それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

クロヒョウ先生@Webライターでした!


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