うつ病で通院を続ける中で、主治医が代わると聞いた日がありました。
私は、不安でいっぱいになりました。
精神科の医師は、職業の性質上、転勤がとても多いのだそうです。
入院していた頃から診てもらっていた先生だったので、とてつもなく大きな不安に襲われました。
これから先の治療が、どうなってしまうのだろうと思いました。
けれども、うつ病にも標準的な治療の進め方があり、これまでの記録も、きちんと引き継がれていました。
そのため、主治医が代わっても、治療が途切れることはありませんでした。
それだけでは、ありませんでした。
新しい先生は、これまでの経過を知ったうえで、先入観のない目で、今の私の状態を見てくれました。
そこから、新しい助言をもらえることが、何度もありました。
私は今、6人目の先生に診てもらっています。
代わることは、こわいだけではありませんでした。
主治医が代わっても、治療は続いていく。
そのことを知れたことで、通院を続ける気持ちが、ずいぶん楽になりました。
