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こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
3年間の休職期間の後半、私が布団の隣に置いていた小さなノートに、「フリーランスマニュアル」「確定申告マニュアル」「帳簿ファイル」…と、稚拙な字で書き並べていたリストがありました。
(このリストの中身が全部用意できたら、退職しても、なんとかやっていけるかもしれないな…)
そう思いながら、体調と相談しつつ、1つずつ作成していた日々を、今でもよく覚えています。
今回は、うつ病で退職した元教員の私が、フリーランスになる前に、休職中から準備していたことについて、書いていきます。
「退職してから」ではなく「休職中から」動き始めた
私の場合、フリーランスへの準備は、退職してからではなく、休職期間の後半から始まっていました。
休職期間の前半は、ほぼ寝たきりの状態で、療養と睡眠と食事だけに集中していました。中期に入り、活動できる時間が少しずつ増えてきたタイミングで、お金の勉強と家計の見直しを日課に組み込みました。
そして、後期の1年程度で、少しずつ、フリーランスとしての準備を進めていきました。
(休職期間が終わったあと、また同じ場所に戻るのは、もう無理だな…)
そう感じ始めたのが、休職2年目の後半あたりでした。
対人恐怖が強く残っている状態で、教員という職業に戻ることを考えると、体がはっきりと拒否反応を示していました。だからこそ、「戻らない」という選択肢を、休職中に、時間をかけて具体化していく必要があったのです。
「マニュアル」と「テンプレート」を、自分の手で作った
休職後期に、私が最初に手をつけたのは、「マニュアル」と「テンプレート」を自分の手で作ることでした。
具体的には、以下のようなものを、1つずつ用意していきました。
– フリーランスマニュアル(自分のロードマップをまとめたノート)
– 確定申告マニュアル(申告の流れと必要書類を整理した資料)
– 帳簿ファイル(収支を記録するためのフォーマット)
– 業務委託契約書・見積書・請求書・領収書の雛形
体調が安定しないうつ病の療養中に、いきなり案件を受けて、書類作成や確定申告の勉強を1から始めるのは、想像するだけで気が遠くなる作業でした。
だからこそ、まだ時間の融通が利く休職中に、少しずつ「型」を用意しておくことにしました。
(未来の自分が、少しでも楽になるように…)
そう思いながら、1日15分、30分と、体調に相談しながら作成を進めていきました。
業務環境の構築も、休職中に少しずつ
もう1つ、休職中に進めていたのが、フリーランスとして働くための業務環境の構築でした。
私の場合、以下のようなことを、少しずつ用意していきました。
– 家族用タブレットを購入し、ノートPCを完全自分用に自室で使える形に整えた
– Dropbox・Chatwork・ZOOM …etcといったクラウドサービスやオンライン会議ツールを導入した
– リベシティに入会し、個人事業主の先輩たちの空気に触れられる場所を作った
– このブログを開設し、記事を少しずつ書き溜め始めた
(1日で1つ、なにか小さな設定が終われば、それで十分…)
そう自分に言い聞かせながら、亀の進度で進めていきました。
特に大きかったのは、このブログの存在です。実績0の状態で退職しても、3年間の休職中に書き溜めた記事が、そのまま「文章を書ける証拠」として、ポートフォリオとなり、その後の初案件の獲得につながっていきました。
一気にすべてを整えるのではなく、体調の良い日に、1つずつ設定を進めていく。
その結果、退職後にスムーズに、フリーランスとして動き出すことができました。
「勉強」と「準備」を、日課の中に組み込んだ
休職後期の私の日課は、家事育児・ポイ活・お金の勉強・フリーランス関連業務・運動療法の5つの柱と、精神科への定期通院を組み合わせたものでした。
「準備をしていた」というより、「準備を日課の中に組み込んでいた」というほうが、当時の実感に近いと思います。
(今日は調子が悪いから、フリーランス関連は休もう…)
(今日は少しだけ書けそうだから、30分だけPCに向かおう…)
そのように、日々の体調と相談しながら、無理のない範囲で進めていきました。
うつ病療養中に、体調を崩してまで準備を進めるのは、絶対にやってはいけないことだと、身に染みて感じています。療養最優先で、ゆっくりでいい。準備は、あくまで日課の中の1つのタスクとして、淡々と積み上げていく。
そのスタンスが、退職までの1年程度の期間で、最低限の準備を整える上で、いちばん大切な考え方でした。
休職中の1日の過ごし方については、うつ病で休職中の1日はどう過ごした?元教員が3年間でたどり着いた日課にも書いてありますので、参考にしてください。
「準備すること」が、療養そのものに効いてくれた
意外だったのは、休職中に少しずつ準備を進めること自体が、療養にとってプラスに働いた、ということです。
休職前半は、(自分の人生は終わった…)という絶望感で、心が塞ぎ込んでいました。
しかし、休職後期に、「次の自分」の輪郭が、ノートの上に少しずつ見えてくると、心の中に、かすかな希望の光が灯り始めました。
(教員という職業に戻らなくても、自分の人生を、もう一度組み立て直していけるかもしれない…)
そう思えるようになったことで、療養そのものへの向き合い方も、静かに変わっていきました。
精神科医の解説でも、「先の見通しが立つと、うつ病の症状は和らぎやすい」とよく言われますが、私の場合も、まさにその通りだったと思います。
不安の正体は、多くの場合、「先が見えないこと」です。マニュアル、テンプレート、業務環境、ブログ…と、1つずつ準備が進むたびに、先の見通しが少しずつ具体的になり、頭の中の霧が、確実に薄くなっていく感覚がありました。
まとめ
うつ病で退職した元教員の私が、フリーランスになる前に、休職中から準備していたことについて書きました。
私の場合は、
– 休職後期の1年程度で、フリーランスへの準備を少しずつ進めた
– フリーランスマニュアル・確定申告マニュアル・帳簿ファイル・書類の雛形を自分の手で作った
– タブレット・クラウドサービス・オンライン会議ツール・リベシティ・ブログと、業務環境を1つずつ整えた
– 5つの柱と精神科への定期通院を組み合わせた日課の中に、準備を淡々と組み込んだ
結果として、退職の時点で、フリーランスとして動き出すための最低限の準備が整っていた状態を、亀の進度で作ることができました。
うつ病は、決して終わりではありません。私がそうであったように、新しい人生の始まりです。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くたった1つの道。
体調を崩さない前提で、コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
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