こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
3年間の休職を経て教員を退職し、フリーランスのWebライターになった私が、家計の固定費を1つずつ見直していく中で、後半になって手をつけたのが「電力会社の乗り換え検討」でした。
(毎日使う電気の会社を、そもそも自分で選べるのか…)
恥ずかしながら、教員時代の私は、地域の大きな電力会社と契約するのが当たり前だと思い込んでいて、乗り換えという選択肢そのものを、頭の中に持っていませんでした。
今回は、うつ病で退職した元教員の私が、電力会社の乗り換えを本気で検討してみたら、想像していたのと全く違う結末になった話について、書いていきます。
通信費・保険・車ときて、次に手をつけたのが電気だった
私の場合は、退職を挟んで、固定費の見直しを1つずつ順番に進めてきました。
まず手をつけたのが、通信費です。Docomoからオンライン専用ブランドのahamoへ変更し、毎月約5,000円・年間約60,000円の節約になりました。
次に、民間保険です。学資保険・個人年金保険・医療保険を解約し、掛け捨ての死亡保険・地震火災保険・自動車任意保険の3つだけに絞りました。
その次が、車です。買い替えのタイミングで、軽自動車の中古車を一括で購入し、ローンも高額な維持費も抱えない形に切り替えました。
そして、その次に取り組んだのが、電力会社の乗り換え検討でした。
(通信・保険・車と削ってきたけど、毎月必ずかかる電気代も、見直せる余地があるんじゃないか…)
固定費の見直しを続けていった結果、「毎月固定で出ていくお金全部を、一度点検し直したい」という気持ちが強くなり、電気代についても調べることにしました。
家計全体の見直しについては、元教員→フリーランスのうつ病後の家計を公開にも書いていますので、よろしければご参考ください。
まずは今の契約内容と、毎月の電気使用量を書き出した
電力会社の乗り換え検討で、私が最初にやったのは、今の契約内容と、毎月の電気使用量を、紙に書き出すことでした。
契約している電力会社の名前、契約プラン、契約電力、基本料金、時間帯ごとの電力量料金…と、検針票と契約書類を見比べながら、1つずつ書き出していきました。
(自分が毎月使っている電気代の内訳、こんなかんじだったのか…)
この作業をするまで、自宅の契約プランの中身も、時間帯によって単価が違うことも、ほとんど意識せずに暮らしていました。
そして、直近1年間の月別の電気使用量と料金を、ノートに並べ眺めてみました。
季節によって、使用量に大きな差があります。夏と冬は使用量が跳ね上がり、春と秋は比較的落ち着く。当たり前と言えば当たり前ですが、数字で並べてみて初めて、「うちの電気代は、1年を通じてこれくらいの規模で動いている」という輪郭が、はっきりと見えました。
乗り換え候補で試算し、旧会社にも一度電話で確認した
次にやったのは、乗り換え候補となりそうな電力会社での、料金のシミュレーションでした。
新電力の中で名前を聞くことが多かった会社の公式サイトで、直近1年の使用量を入力し、乗り換えたら年間いくらになるのかを試算します。
(基本料金0円のプランもあるのか。これは、うちの使用量だとどう出るんだろう…)
数字を入れながら、頭の中で計算していく作業は、うつ病の療養が少し進んだ私にとって、ちょうど良い思考の練習にもなりました。
そして、乗り換え検討で大切だと感じたのが、「今契約している会社にも、一度電話で話を聞いてみる」ということです。
私の場合は、今の電力会社に電話をかけ、「一度解約して、また戻ることは可能ですか?」「今のプランを続けた場合と、他社に変えた場合で、何が違いますか?」と、率直に聞いてみました。
すると、担当の方が丁寧に説明してくださり、解約料も再契約料もかからないこと、今の契約に付いている無料修理などの付帯サービスの内容、新築後の一定期間内であればエコキュート故障に対しての無料対応があること…といった、公式サイトを眺めているだけでは気づけなかった情報を、いくつも知ることができました。
家族会議の結果、「乗り換えない」という結論になった
さて、シミュレーション結果と、旧会社への電話で得た情報を、すべて紙にまとめ、家族会議を開きました。
数字を見比べていくと、我が家の使用パターンでは、乗り換えても年間で浮く金額はそれほど大きくならず、むしろ現在の契約に付いている付帯サービスを失うデメリットの方が上回りそうだ、という結論に落ち着きました。
(あれだけ検討したのに、乗り換えないという結論になるのか…)
正直、少しだけ拍子抜けした気持ちもありました。ここまで書き出して、試算して、電話までかけて、結論は「現状維持」。労力に対する成果としては、ゼロと言えばゼロです。
しかし、家族会議を終えたあとに残ったのは、拍子抜けよりも、むしろすっきりした納得感の方でした。
(自分たちで比較検討した上で、今のままが一番と判断できたんだから、これ以上のことはない…)
思考停止で契約を続けていた状態と、比較検討した結果として同じ契約を続けている状態は、外から見れば同じでも、家計の主体としての姿勢は、まったく別物だと感じました。
「浮いた金額」ではなく「点検する習慣」が資産になった
電力会社の乗り換え検討を通じて、私が得たものは、直接の節約額ではありませんでした。
得たのは、「毎月固定で出ていくお金を、一度自分の手で点検してみる」という習慣そのものでした。
固定費の削減は、通信費のahamoへの切り替えで、月約5,000円・年間60,000円の節約になりました。これは、年利4%の高配当株150万円分の配当金と同じ威力です。
(毎月5,000円の節約と、150万円の元本が生む配当金が、同じ意味を持つのか…)
お金の勉強でこの考え方を知ってから、固定費の1つ1つと、投資で必要な元本額を、頭の中で結びつけて眺められるようになりました。
そして、電力会社のように「検討した結果、乗り換えなかった」項目でも、「一度点検した」という事実が、家計の主体的な運営という意味では、確かに前に進んだ一歩でした。
浮いたはずの電気代を楽天証券に回せなかった代わりに、私の家計全体を見る目が、少しだけ育ちました。この「見る目」こそが、投資よりも先に整えるべき、家計の土台だと感じています。
固定費見直しと投資の関係については、物価が上がり続けても、元教員の私がインデックス投資をやめない理由にも書いていますので、あわせて読んでいただけたら幸いです。
まとめ
うつ病で退職した元教員の私が、電力会社の乗り換えを検討してみた話を書きました。
私の場合は、
– 通信費・保険・車に続き、電力会社の乗り換え検討に取り組んだ
– 今の契約内容と直近1年の使用量を、紙に書き出して数字を並べた
– 新電力の候補で試算し、旧会社にも一度電話で話を聞いた
– 家族会議の結果、我が家では現状維持が最適だと判断した
結果として、電気代そのものは浮きませんでした。しかし、「毎月固定で出ていくお金を、一度自分の手で点検する」という習慣を、家計の中に組み込むことができました。
うつ病は、決して終わりではありません。私がそうであったように、新しい人生の始まりです。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くたった1つの道。
コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
