こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
通帳に毎月、淡々と振り込まれ続けてきた「10,000円」という数字。
3年間の休職を経て教員を退職し、フリーランスのWebライターとして暮らしている私が、家計を見直す中で改めてその大きさに気づいたのが、児童手当でした。
休職に入って収入が減ったとき、(家族が路頭に迷うな…)と本気で思っていた私にとって、毎月決まった日に振り込まれてくる児童手当の存在は、想像以上に大きな下支えになっていました。
今回は、うつ病で退職した元教員の私が、家計簿と本気で向き合う中で、児童手当の総額を計算してみたら、思っていたよりはるかに大きな金額だった話を書いていきます。
教員時代の私は、児童手当を「ちょっとした補助」だと思っていた
私は教員時代、児童手当の存在はなんとなく知っている程度で、具体的にいくらもらえて、トータルでどれくらいの金額になるのか、ということは、恥ずかしながら、全く把握していませんでした。
(月に1万円くらい振り込まれてくる、ちょっとした補助だろう…)
その程度の認識で、深く考えることなく、生活費の一部として、なんとなく使ってしまっていたのが、正直なところです。
毎日の業務に追われ、家計簿もつけず、給与が、なんとなく口座にあって、なんとなく出ていく。
そんな状況の中で、児童手当の金額をしっかりと確認する余裕はありませんでした。
転機になったのは、休職に入って、お金の勉強を始めてからでした。
リベ大の両学長の発信を毎日のように見るようになり、書籍「お金の大学」を読み、家計簿をつけ始める中で、児童手当という制度の全体像を、初めてしっかりと把握することになりました。
家計の組み立て方の全体像については、元教員→フリーランスのうつ病後の家計を公開にも書いていますので、参考にしていただければ幸いです。
児童手当の総額を計算してみたら、想像をはるかに超えていた
児童手当の制度を、改めて確認してみると、支給額は以下のようになっています。
– 3歳未満:月15,000円
– 3歳以上〜高校終了まで:月10,000円
– 第3子以降:0歳〜高校終了まで月30,000円
ここまでは、知っている方も多いかもしれません。
しかし、私がしみじみと驚いたのは、この金額を15歳まで(高校終了まで)積み上げて計算してみたときのことでした。
– 3歳未満の3年間:15,000円 × 12ヶ月 × 3年 = 540,000円
– 3歳以上〜高校終了までの15年間:10,000円 × 12ヶ月 × 15年 = 1,800,000円
– 合計:約234万円
(え、1人あたり234万円も、国から振り込まれてくるの…?!)
電卓を叩きながら、思わず声が出ました。
これが第3子以降になると、月30,000円が0歳から高校終了まで18年間続くため、
– 30,000円 × 12ヶ月 × 18年 = 約648万円
という、さらに大きな金額になります。
休職前は、児童手当を「ちょっとした補助」としか見ていなかった自分が、お金の勉強を経て、改めてその総額に向き合ったとき、
(これは、民間の学資保険の満期金額と同等か、下手をするとそれ以上の金額じゃないか…)
と、愕然としました。
子どもを育てる上で、最も大変なことの1つが、教育資金の確保だと思います。特に、大学進学を考えると、相当な金額が必要になります。
その「教育資金の確保」という、家計の中で最も大きな悩みの1つを解消するために、この制度が用意されていることに、改めて気づかされた瞬間でした。
我が家では、児童手当を「教育資金」として完全に分けた
休職に入り、お金の勉強を進めていく中で、私たち家族の中で固まった方針が、1つあります。
それは、「児童手当は、生活費に混ぜず、教育資金として完全に分ける」ということです。
振り込まれた児童手当を、生活費の一部としてなんとなく使ってしまうと、せっかくの234万円が、何に使われたのか分からないまま消えていきます。
しかしながら、子どもの未成年口座に毎月入金し、教育資金として確保しておけば、将来、子どもが学びたいことを学ぶための、確かな軍資金になります。
私の場合は、子ども2人の未成年口座を作り、児童手当を、そのままeMAXIS Slim オールカントリーで運用することにしました。
(将来、子どもたちが学びたいことを学べるように…)
そう願いながら、淡々と積み立てを続けています。
休職中は、(自分の収入は、給与の8割に減り、傷病手当金に切り替わったらさらに減る…)という現実の中で、家計の見直しを必死で続けていました。
そんな中でも、児童手当だけは、絶対に生活費に混ぜないことを、自分の中の家計ルールとして決め切りました。
学資保険・個人年金保険・医療保険を解約した経緯については、うつ病退職した私が民間保険を3つに絞った理由|学資・個人年金・医療保険を手放した話にも書いていますので、よろしければご覧ください。
「申請主義」の国で、知らないと損をする制度の代表格
児童手当は、出生時の届出と、その後の所定の手続きをすれば、自動的に受給できる制度です。
それでも、振り込まれた金額を、家計の中でどう位置づけるかは、それぞれの家庭で判断することになります。
(なんとなく生活費に紛れて消える)
ではなく、
(15年間で1人あたり234万円という、教育資金の柱)
として家計の中に位置づけ直すと、家計簿の見え方が大きく変わります。
日本は、申請主義の社会と言われます。傷病手当金も、自立支援医療制度も、障害者手帳も、障害年金も…知っている人が動いて、初めて恩恵を受けられる仕組みになっています。
児童手当は、申請のハードルこそ低いものの、「金額の重みを正しく把握しているかどうか」で、家計への活かし方が大きく変わってくる制度だと思います。
うつ病で休職に入り、収入が減っていく中で、私が改めて気づいたのは、
(自分でコントロールできない収入減を嘆くより、すでに振り込まれることが決まっているお金を、丁寧に位置づけ直すほうが、家計にはずっと効いてくる…)
ということでした。
低賃金による共働き化、少子高齢化による若年世代の負担増、物価高、円安…と、子どものいる家庭にとっての逆風は、これからも続いていきそうです。
そのような状況の中だからこそ、児童手当のような国の制度を、ただの補助としてではなく、家計の中の確かな柱として位置づけ直すことが、これまで以上に大切になってくると感じています。
まとめ
うつ病で退職した元教員の私が、家計の見直しの中で、改めて児童手当の総額に向き合った話を書きました。
私の場合は、
– 教員時代は、児童手当を「ちょっとした補助」程度にしか見ていなかった
– お金の勉強の中で、15歳まで積み上げると1人あたり約234万円になることに気づいた
– 生活費に混ぜず、子どもの未成年口座でインデックス運用する形に切り替えた
– 収入が減る中だからこそ、「すでに振り込まれているお金」の位置づけを見直す意義を実感した
ということでした。
うつ病は、決して終わりではありません。
私がそうであったように、家計を組み直していく、新しい人生の始まりでもあります。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くたった1つの道。
数字の不安は、数字で解決していけます。コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
