うつ病で教員を辞めた私がWebライターで    Fireを目指す実践ブログ|書籍化進行中!

元教員が、うつ病退職後に行った医療費控除とは?

元教員が、うつ病退職後に行った医療費控除とは?

こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。

退職した翌年の春、初めての確定申告で医療費控除を申請し、税務署から振込通知のハガキが届いたとき、

(こんな仕組みがあるなんて、もっと早く知っておけばよかったな…)

と、ハガキを見つめながら、しみじみ思いました。

3年間休職し、退職した元教員の私が、フリーランスになって初めて行った確定申告。
そこで申請した「医療費控除」について、率直なところを書いていきます。

退職翌年の確定申告で、医療費控除を初めて申請した

私の場合は、現役の教員時代、確定申告とは無縁でした。

源泉徴収で給与から税金が天引きされ、年末調整で精算される。それが、教員時代の税金との関わりのすべてでした。

しかしながら、退職してフリーランスのWebライターになると、確定申告は自分で行わなければなりません。

(これは、面倒だな…)

と、最初は気が重かったのが、正直なところです。

しかし、調べていくうちに、確定申告では「医療費控除」を申請することで、所得から医療費の一部を差し引き、所得税が一部還付される可能性があることを知りました。

うつ病で長期通院している私にとって、これは見逃せない制度だと感じ、退職翌年の確定申告で、初めて申請してみることにしました。

医療費控除の基本──「年10万円ハードル」とは

医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に、本人と生計を一にする家族が支払った医療費が、一定額を超えた場合に、所得から控除を受けられる制度です。

ざっくり言うと、

– 年間の医療費が10万円を超えた分
– または、所得が200万円以下の場合は、所得の5%を超えた分

(これらの少ないほうが、控除対象になります)

控除額に所得税率を掛けたものが、還付金として戻ってくる、という仕組みです。

(税金の一部が戻ってくるなら、申請しない手はないな…)

と思い、いざ年間の医療費を集計してみたところ、壁にぶつかりました。

私の場合は、自立支援医療制度のおかげで、月の通院費は約830円。
年間でも、約1万円程度です。

10万円のハードルは、想像以上に高い──というのが、初めて自分の医療費を集計したときの、率直な実感でした。

自立支援医療制度を使っていても、医療費控除は申請できる

ここで、多くの方が引っかかりやすいのが、

「自立支援医療制度を使っているのに、医療費控除も申請できるの?」

という疑問です。

私自身、最初は

(自立支援医療で軽減してもらっているのに、さらに控除なんて、二重取りになるんじゃ…)

と心配でした。

しかしながら、税務署で確認したところ、自立支援医療制度を使った後の自己負担額(つまり、実際に自分が支払った金額)は、医療費控除の対象になる、とのことでした。

つまり、

– 自立支援医療制度で、3割→1割に軽減された後の自己負担額(月約830円)
– これが、医療費控除の計算対象になる

ということです。

二重取りではなく、それぞれが独立した制度として、両方を活用してOK──。

(こんなに丁寧に、しっかりとした制度が用意されているんだな…)

と、改めて、日本の社会保障の手厚さを感じました。

自立支援医療制度を含めた固定費まわりの工夫については、元教員→フリーランスのうつ病後の家計を公開にも書いていますので、よろしければ参考にしてください。

私の場合は「自分歯科・内科通院+妻分の合算」で、ようやく10万円を超えた

医療費控除のもう一つの大切なポイントは、「生計を一にする家族の分も合算できる」ということです。

私の場合は、 自分の精神科通院に、自分の歯科通院、 自分の内科通院、 妻の通院や薬代…を合算することで、その年はなんとか10万円を超えました。

これらを合算しても、翌年以降は、10万円のハードルになかなか届きませんでした。

もし、療養中に入院をした場合などは、高額療養費制度を使っても10万円を一気に超えることもあると思います。

兎にも角にも、

(やっと、10万円のハードルを超えたな…)

そう思いながら、初めての医療費控除を申請しました。

申請した結果、後日、税務署から振込通知のハガキが届き、確かに還付金が振り込まれました。

還付された金額そのものは、控除額と所得税率の掛け算で決まるため、人によって変わります。

私の場合は、ささやかな金額でしたが、

(申請すれば、こうしてきちんと戻ってくるんだな…)

という実感のほうが、何よりの収穫でした。

うつ病で頭が動かない時期に、1年分の領収書を集めて、エクセルで合算していく作業は、正直、なかなかしんどい作業です。
それでも、家族のためにも、自分の数字を一つひとつ丁寧に確認していくことを、コツコツ続けていきたいと思っています。

退職後の税金については、住民税のことも含めて、教員退職後に住民税で青ざめた話|翌年の高額請求と乗り切り方を実体験で解説にも書いていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

まとめ

うつ病で退職した元教員の私が、フリーランス初年度の確定申告で、初めて医療費控除を申請した話を書きました。

私の場合は、

– 自立支援医療制度を使っていても、医療費控除は申請できる
– 生計を一にする家族の医療費も合算できる
– 「年10万円ハードル」は、自立支援医療下での精神科通院のみでは届きにくい
– 家族分合算で初めて10万円を超え、還付金を受け取った

という流れになりました。

うつ病は、決して終わりではありません。
私がそうであったように、新しい人生の始まりです。

数字の不安は、数字で解決していけます。
コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。

それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!