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こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。
3年間の休職を経て教員を退職した私が、退職後の人生を組み立て直す中で、一度だけ、本気で「組織に戻る」可能性を探りに行った時期があります。
そのとき連絡をしたのが、リクルートエージェントと、dodaチャレンジという2つの転職エージェントでした。
(うつ病で休職した自分でも、本当に転職できるのかな…)
そう思いながら、おそるおそる無料会員登録のボタンを押した日のことを、今でもよく覚えています。
今回は、うつ病で教員を休職した私が、転職エージェントに連絡してみたら、想定外の現実を知ることになった話を、率直に書いていきます。
なぜ「転職エージェント」に連絡しようと思ったのか
私の場合は、3年間の休職期間中に、フリーランスのWebライターになるためのロードマップを少しずつ作り続けていました。
しかしながら、療養が進むにつれて、
(本当にフリーランスだけで生計を立てていけるのかな…)
(一度くらいは、組織に戻る選択肢も真剣に考えておいたほうがいいんじゃないか…)
という気持ちが、頭の片隅にずっと残っていました。
教員以外の世界を、私は知らずに15年を過ごしてきました。教員時代に職場で限界を迎えた経緯は、教員はなぜうつ病になりやすい?15年勤めた元教員が職場で限界を迎えた瞬間にも書いていますが、当時の私は、教育界以外の働き方を、ほとんど知りませんでした。
そんな中で出会ったのが、リベ大の発信で何度も紹介されていた「転職エージェントの試し利用」という考え方でした。
(実際に転職するかどうかは別として、まずは情報を持っている人に話を聞いてみよう…)
そう考え、まずは一般雇用枠の最大手であるリクルートエージェントに、無料会員登録をすることから始めました。
リクルートエージェントへの電話面談で言われた、3つの現実
無料会員登録後、しばらくして、担当キャリアアドバイザーの方との電話面談が組まれました。
これまでの自分の仕事や、休職に至った経緯を話していく中で、想定外のことが起きました。
(え、担当の方も、同じ経験を…?)
担当キャリアアドバイザー自身も、かつてパワハラによるうつ病で前職を休職し、数年かけて復職した経験のある方だったのです。
その方が、自分の経験を踏まえて、私に淡々と話してくれたのは、3つの厳しい現実でした。
1つめは、リクルートエージェントが扱う求人は、正社員・契約社員・フルタイム勤務が中心で、求められるスキルレベルがかなり高いということ。
2つめは、「就業中の配慮は必要ない」という主治医のお墨付きが出ない限り、応募自体が難しいということ。
3つめは、現在も休職中という事実は、書類選考の段階で、採用ハードルがかなり高くなるということ。
(タフに働けることが前提なのか…)
電話を切ったあと、しばらく、机に向かったまま動けませんでした。
療養を続けながら、家事・育児を主に担っている私にとって、「タフに働ける」状態は、想像以上に遠いところにあるものだったからです。
「ボランティア・パート・アルバイトから」と勧められた意味
電話の終盤、担当アドバイザーからもらった助言は、今でもメモとして残しています。
「焦るのはよくない」
「教員しかやってきていない方が、利潤追求企業へいきなり応募するのは、能力やベクトル的にもハードルが高い」
「まずはボランティア、パート、アルバイトなど、ハードルの低いところから徐々に社会復帰することをおすすめする」
「ハローワーク、知人のつて、転職サイトなど、安心して働ける環境を選ぶ視点も大事」
そして、最後にこう言われました。
「リクルートエージェントでの転職活動は、一旦ストップしたほうがいい。今後の情報収集も、エージェントを通さず、自力で進めてもらえますか」
(一度、扉が閉まったな…)
そう感じた一方で、これは「拒絶された」のではなく、「自分の状況を一番正確に見て助言してくれた」結果なのだと、すぐに気づきました。
精神科医の解説でも、療養期の社会復帰は、いきなりフルタイムを目指さず、負荷の低いものから段階的に進めるのが基本だとよく言われます。私の経験でも、その考え方は本当に的を射ていると感じました。
dodaチャレンジに切り替えて見えた、障害者雇用枠という別の扉
リクルートエージェントでの活動を一旦ストップした後、もう1つの選択肢として連絡したのが、障害者雇用枠を専門に扱うdodaチャレンジでした。
精神障害者保健福祉手帳2級を取得していたことで、利用が可能になったエージェントです。
dodaチャレンジでも、電話によるショートインタビューを受けました。
そこで聞いた話は、リクルートエージェントとはまた違う角度の現実でした。
障害者雇用枠は、フルタイムではなく週20時間程度から働ける求人もあること。固定時間で残業少なめのオフィスワーク・事務職が中心であること。教員時代に培ったパソコン作業や対人対応の経験は、想像以上に評価される可能性があること。
「体調の安定性さえあれば、十分勤務できる」
「何かあったら、いつでも気軽に担当に直接連絡してください」
その言葉に、休職中で先が見えなかった私は、想像以上に救われました。
障害者雇用枠そのものについて、改めて考えてみた話は、精神障害者手帳2級を持つ元教員が、障害者雇用枠での転職を考えてみた話に書いていますので、よろしければ参考にしてください。
エージェント活用を「一時ストップ」した、私の判断
最終的に、私は、リクルートエージェントもdodaチャレンジも、どちらの利用も、一旦ストップする選択をしました。
理由は、シンプルです。
療養と、家事・育児を回しながら、組織で働く準備を整えるところまで、当時の自分の体調では、どうしても届かなかったからです。
(今、無理に転職活動を進めて、また体調を崩したら、これまで積み上げた療養が全部振り出しに戻ってしまう…)
そう考えたとき、フリーランスのWebライターとして、自分のペースで人生を組み直していく道のほうが、今の自分には合っていると、改めて確信できました。
それでも、2社の転職エージェントに連絡してみたこと自体は、本当によかったと感じています。
担当者の方々が、嘘のない、自分の状況に即した助言を、丁寧にしてくれたこと。
「何かあったら、いつでも連絡してください」という言葉を、心の中の安心材料として持てたこと。
(扉は、開けてみないと、その先に何があるか分からないんだな…)
結果的に転職には進まなかったとしても、扉を開けて中を覗いた経験そのものが、今のフリーランス生活を支える土台の一つになっています。
まとめ
うつ病で教員を退職した私が、転職エージェントに連絡してみた話を、書きました。
私の場合は、
– リクルートエージェントでは、フルタイム前提・主治医のお墨付き必須という現実を知った
– 担当アドバイザー自身もうつ病経験者で、率直な助言をもらえた
– dodaチャレンジでは、障害者雇用枠という別の扉の存在を、丁寧に教えてもらった
– 体調を最優先に、両エージェントの活用は一旦ストップする判断をした
– 結果的にフリーランスのWebライターとしての道に戻ったが、扉を開けた経験は今も支えになっている
転職するかしないかに関わらず、エージェントに一度連絡してみることは、想像以上に大きな意味があると感じています。
うつ病は、決して終わりではありません。
私がそうであったように、新しい人生の始まりです。
選択肢を1つでも多く知っておくこと自体が、療養を経た人生の大きな財産になっていきます。
体調を崩さない前提で、自分のペースで、コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。
それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
クロヒョウ先生@Webライターでした!
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