うつ病で教員を辞めた私がWebライターで    Fireを目指す実践ブログ|書籍化進行中!

うつ病で休職中の教員へ|元教員が冷静にまとめた『復職する/退職する 判断のための30の質問チェックリスト』

うつ病で休職中の教員へ|元教員が冷静にまとめた『復職する/退職する 判断のための30の質問チェックリスト』

こんにちは!
クロヒョウ先生@Webライターです。

うつ病で休職に入ってから、もうすぐ半年、もしくは1年が近づいてきた先生。

(このまま復職したら、また同じことが起こる気がする…)
(でも、退職という大きな決断は、まだ自分には重すぎる…)
(主治医も家族も、『あなたが決めること』としか言ってくれない…)

そのような状態で、ひとり布団の中で答えを探している先生方が、本当に多いのではないかと思います。

私自身、中高の教員として約15年勤務した後、うつ病で病気休暇6ヶ月+休職3年の合計3年半を療養に当てた、元教員です。

私の場合、その3年半の中で、復職と退職、どちらの方向にも気持ちが揺れた時期がありました。最終的には復職せず、退職を選び、現在はフリーランスのWebライターとして家族を支えています。

その決断に至るまでに、何度も自分に問いかけた質問が、たくさんありました。それらを整理して、同じく迷っている先生方が「自分の状態を冷静に確認するための道具」として使えるように、今回、30の質問チェックリストの形にまとめました。

このチェックリストは、復職を勧めるものでも、退職を勧めるものでもありません。

「今のあなたが、どちらの方向に向いているか」を、自分自身で確認するためのツールです。

正直、(どっちにすればいいんだろう…)と少しでも感じているなら、最後まで読んでいただけたらと思います。

目次

この記事で分かること

– 復職する/退職する 判断のための具体的な質問が、30問もらえる
– スコア結果別に「次の一手」が分かる(4パターン提示)
– 著者の3年半の休職体験ベースで、判断時の盲点・注意点が分かる
– 内部リンクで、関連制度(休職・退職金・健康保険・障害者手帳など)に素早くアクセスできる
– 「結論を急ぐ必要はない」という、元教員からの冷静なメッセージが受け取れる

第1部:30の質問チェックリスト

答え方

各問に対して、「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかでお答えください。

直近2週間〜1ヶ月くらいの自分を思い浮かべて、答えてみてください。

質問は、以下の6カテゴリ × 各5問 = 合計30問で構成されています。

– A. 身体・メンタル状態(5問)
– B. 職場との関係性(5問)
– C. 家計とお金(5問)
– D. 家族との関係(5問)
– E. 復職後のビジョン(5問)
– F. 退職後のビジョン(5問)

最後にスコアの読み方と、結果別の「次の一手」を提示します。

A. 身体・メンタル状態(5問)

このカテゴリは「そもそも今、判断をしていい状態か」を確認するための質問です。

第1問. 直近2週間、朝にベッドから起き上がれる日が、週4日以上ある

療養が進むと、まず朝の身体的な辛さが少しずつ和らぎます。

(あ、今日は布団から出られる…)

そう感じる日が増えてきたら、復職・退職どちらを考えるにしても、判断のスタート地点に立てる状態に近づいています。

第2問. 直近2週間、1日のうち気分が安定している時間が、朝・昼・夕のどこかに5時間以上ある

うつ病の波は、1日の中でも上下します。

その波が小さくなり、安定した時間が連続して5時間以上あるかどうかは、復職を考える上での1つの目安になります。

この「5時間安定」が連続して2週間以上続いているかどうかを、自分の状態を確認する1つの指標として、主治医にも相談してみてください。

第3問. 主治医から「復職を検討してもよい時期」と言われている

これが、最も重要な質問です。

主治医は、あなたの状態を最も客観的に判断できる、唯一の存在です。

主治医がまだ「療養を続けてください」と言っているなら、第1問・第2問で「はい」と答えていても、判断は一旦保留してください。

第4問. 食欲が戻り、体重が安定している

体重の安定は、自律神経が回復してきている指標の1つです。

(最近、食事が美味しいと感じる…)

そう思える日が増えてきたかどうかを、自分に確認してみてください。

第5問. 朝3〜4時の早朝覚醒が、ほぼなくなった

[早朝覚醒は、うつ病の代表的な睡眠障害](https://kurohyofire.com/20260524-mental/)の1つです。

これが「ほぼなくなった」と感じられるなら、判断に必要なメンタルの土台が整ってきている可能性があります。

B. 職場との関係性(5問)

このカテゴリは、復職した場合に「同じことが繰り返されないか」を確認するための質問です。

第6問. 復職先の管理職・同僚と、休職前と同じ関係性で働ける見込みがある

正直、これが「いいえ」なら、復職は厳しいです。

私の場合、休職前の管理職との関係は最後まで改善できる気がしませんでした。

復職先の人事配置・管理職交代の情報を、信頼できる同僚から確認してみてください。

第7問. 休職前に自分を追い詰めた要因(特定の保護者対応・特定の同僚・特定の業務)が、復職時に解消されている

休職の原因は、必ず複数あります。

その原因の主要なものが「復職時には既に解消されている」と確認できるか。

これも「いいえ」なら、復職は同じ場所に戻ることになり、再発リスクが高まります。

第8問. 学校側から、配慮事項(業務軽減・担任外し・部活動免除など)の具体的提案がある

復職プログラムの一環として、学校側がどこまで配慮してくれるか。

(特に「担任を持たせない」「部活動顧問を免除」は、再発防止上、極めて重要です)

学校側から具体的提案がない場合は、復職前に管理職・産業医と必ず話し合ってください。

第9問. 復職プログラム(ならし勤務・段階的業務復帰)の制度がある自治体・学校である

自治体によって、復職プログラムの有無・期間が大きく異なります。

ない場合は、突然「初日からフル勤務」となるリスクがあります。

人事課に直接問い合わせて、制度の有無を確認してみてください。

第10問. 休職した自分への偏見・噂を、職場でやり過ごせるメンタル状態にある

正直、職員室の暗黙のルールは、休職経験者に対して優しくありません。

(あの先生、また休むんじゃない…)

そういった視線を、半年〜1年やり過ごせる強さが、今の自分にあるか。

自分に正直に答えてみてください。

C. 家計とお金(5問)

このカテゴリは、退職という選択肢を現実的な範囲に置けるかを確認するための質問です。

第11問. 退職した場合、生活防衛資金が1年分以上ある(フリーランス前提なら)

会社員・公務員なら6ヶ月分、フリーランス前提なら1年分が、一般的な生活防衛資金の目安です。

退職金と合算して、この水準に届くかどうか。

[退職金の計算方法は別記事に詳しくまとめています](https://kurohyofire.com/kiji26/)ので、ご参考ください。

第12問. 配偶者・パートナーの収入だけで、家族の固定費を賄える

家計の中で、固定費(住居費・光熱費・通信費・教育費・最低限の食費)を、配偶者の収入だけで賄えるか。

これが「はい」なら、退職後の家計のプレッシャーは大幅に下がります。

私の場合、妻も教員(フルタイム)なので、固定費はギリギリ賄える状態でした。

第13問. 退職金の試算をしたことがあり、その金額を把握している

[公務員教員の退職金は、勤続年数・休職期間・退職区分で決まります](https://kurohyofire.com/kiji26/)。

人事課に問い合わせると、試算してもらえる場合があります。

把握していない場合は、判断材料の1つが欠けている状態です。

第14問. 退職後の健康保険(任意継続 or 国保)の保険料を試算したことがある

退職翌年の健康保険料は、退職前の所得を基準に決まるため、思いのほか高額になることがあります。

[退職後の健康保険の選び方は別記事に書いています](https://kurohyofire.com/kiji3/)ので、ご参考ください。

第15問. 退職後の年金(国民年金 + iDeCo 等)の方針が決まっている

公務員の共済年金から、国民年金(+iDeCo等の自己積立)への移行が必要です。

iDeCo の月額・運用方針を決めているかどうか。

決めていない場合は、退職前に方針を確認しておくと、退職後の不安が1つ減ります。

D. 家族との関係(5問)

このカテゴリは、退職または復職という大きな決断を「家族と共有できているか」を確認する質問です。

第16問. 配偶者・パートナーが、退職という選択肢を「現実的な可能性」として認識している

(あなたが望むなら、退職してもいいよ)

そう配偶者から言われたことがあるか。

これがあるかないかで、判断のしやすさが大きく変わります。

第17問. 家族(特に子ども)が、自分の心身の状態を、ある程度理解している

子どもには、年齢に応じた説明で構いません。

(お父さん/お母さんは、今、心の風邪を引いていて、少しお休みしているんだよ)

これだけでも伝わっていれば、退職という変化への子どもの理解が得やすくなります。

第18問. 退職した場合の家族の生活の変化(学費・住居・引越し等)を、家族と話し合っている

「もし退職したら、こうなる」を、漠然とではなく具体的に話し合っているか。

特に住居(持ち家のローン・転居の有無)と、子どもの学費(私立進学の可能性等)は、必ず話題に出してください。

第19問. 復職した場合に再度悪化したときの対応を、家族と確認している

復職は、再発リスクと隣り合わせです。

(もし、復職してまた悪くなったら、すぐに休むからね)

そう家族に伝えてあり、家族も「その時はすぐ休んで」と言ってくれている状態か。

これが「はい」なら、復職への一歩を踏み出しやすくなります。

第20問. 家族から、復職・退職どちらを希望しているか、聞いたことがある

意外と聞いていない、という方が多いです。

家族の希望を聞いた上で、最終的にあなたが決める。

この順序が、後悔の少ない決断につながります。

E. 復職後のビジョン(5問)

このカテゴリは、復職という選択肢に、自分の未来をどれだけ描けるかを確認する質問です。

第21問. 復職して半年〜1年、教員として働き続けている自分が、具体的にイメージできる

朝、職員室に向かう自分の足取り。

授業中の生徒の顔。

職員会議での自分の発言。

これらが、ポジティブにイメージできるか、それとも胸が重くなるか。

身体の反応も含めて、自分に問いかけてみてください。

第22問. 復職した場合の自分の役割・キャリアパスに、ポジティブな展望がある

教員としての今後のキャリア(学年主任・主幹・教頭…等)に、わくわくする気持ちが少しでもあるか。

「とりあえず生活のために」だけで復職を考えていないか。

ここは、本音で答えてみてください。

第23問. 復職後に再度メンタル不調になった場合の出口戦略がある

(また悪くなったら、その時はもう退職する)

そういった出口戦略(プランB)が、自分の中で言語化されているか。

これがあるだけで、復職という決断のリスクが半分になります。

第24問. 復職して3年後、自分が「教員でよかった」と思える根拠がある

3年後、自分が「教員を続けてよかった」と振り返る場面を、具体的に1つ想像できるか。

例: 担任した生徒の成長を見届けられた、同僚と良い学年運営ができた、特定の生徒の進路を支えられた…等。

何も想像できないなら、復職を選ぶ動機が「教員という仕事への愛着」ではなく、別の何か(安定・収入・社会的肩書き)かもしれません。

第25問. 教員という仕事そのものへの情熱が、休職前と変わらず(または再燃して)ある

情熱がなくても復職することはできます。

しかし、メンタル不調を経験した後の教員業務は、想像以上にエネルギーを使います。

情熱という燃料がない状態で復職すると、半年〜1年で再発する確率が、私の周りの元教員仲間を見ていると、高くなる傾向があります。

F. 退職後のビジョン(5問)

このカテゴリは、退職という選択肢に、自分の未来をどれだけ描けるかを確認する質問です。

第26問. 退職後に取り組みたい仕事・活動の具体的な候補が、1つ以上ある

「具体的な候補」とは、職種名・業種名・活動名がはっきりしているもの。

例: Webライター・図書館司書・在宅事務・障害者雇用枠の事務職・趣味の延長としての YouTuber 等。

「何でもいい」「とにかく辞めたい」だけだと、退職後の方向喪失リスクが高まります。

第27問. 退職後の社会的役割の変化(「先生」と呼ばれなくなる、肩書きの喪失)を受け入れる準備がある

教員という肩書きは、想像以上に自分のアイデンティティに食い込んでいます。

退職して半年経つと、(自分って、もう何者なんだろう…)と感じる時期が必ず来ます。

その変化を受け入れる準備が、今の自分にあるか、確認してみてください。

第28問. 退職した元教員のロールモデル(ブログ・SNS等)を、知っている

「自分だけが退職するのではない」と感じられるロールモデルの存在は、退職への心理的ハードルを大幅に下げます。

X(Twitter)や個人ブログで「教員 退職」「元教員 Webライター」「元教員 フリーランス」などで検索すると、同じように教員を退職して別の道を歩んでいる方が、想像以上にたくさん発信されているのに気づきます。

私自身も、退職前に元教員の方々の発信を読んで、(自分だけじゃないんだな…)と何度も救われた記憶があります。

ロールモデルを1人も知らないなら、まずSNSで探すところから始めると、判断材料が増えます。

第29問. 退職後3年で達成したい状態が、自分の中で言語化できている

「3年で月収◯◯円」「3年で〇〇のスキルを身につける」など、具体的な目標を1つ言語化できているか。

ふんわりした「のんびり暮らしたい」だけでは、退職後の精神的迷走につながります。

第30問. 退職という選択を、「逃げ」ではなく「前向きな選択」と捉えられる根拠がある

これが、最も重要な質問かもしれません。

退職を「教員生活からの逃げ」と捉えていると、退職後も罪悪感が残り続けます。

「自分と家族の心身の健康を守るための、積極的な選択」と捉えられる根拠が、自分の中にあるか。

ここを言語化できているかどうかが、退職後のメンタルを大きく左右します。

スコアの読み方

「はい」の数を、カテゴリ別にカウントしてください。

A(身体・メンタル)の「はい」数が、最も重要な軸です。

Aが2問以下: 判断は一旦保留してください。今は身体・メンタルの回復が最優先です。
Aが3問以上 + Eの「はい」がFより2問以上多い: 復職寄り
Aが3問以上 + Fの「はい」がEより2問以上多い: 退職寄り
Aが3問以上 + EとFの差が1問以内: もう少し時間が必要なパターン
B(職場関係)が2問以下: 復職する場合、職場環境のリスクが高い状態
C・D(家計・家族)が2問以下: 退職する前に、経済・家族基盤の準備が必要な状態

具体的に「次の一手」を、4パターンに分けて第2部で解説します。

第2部:スコア別の次の一手(4パターン)

パターン1:Aが2問以下(まだ判断するべきでない)

このパターンは、今は復職・退職どちらの判断もするべきではない状態です。

身体・メンタルの回復が、まだ判断に必要な土台に届いていません。

「次の一手」は、以下の3つです。

1. 主治医に、今の自分の状態を率直に伝える: 「復職や退職を考えていますが、今の自分の状態でその判断をしていいでしょうか?」と直接聞いてみてください。
2. 休職期間を最大限活用する: [地方公務員教員の場合、休職期間は最長3年](https://kurohyofire.com/kyusyoku/)。焦らず、療養を優先してください。
3. このチェックリストを、3ヶ月後にもう一度やり直す: 状態は変わります。3ヶ月後の自分が、また違った答えを書いている可能性が高いです。

パターン2:復職寄り(A 3問以上 + E が F より多い)

このパターンは、復職を前向きに検討してよい状態です。

ただし、B(職場関係)のスコアが2問以下なら、復職前にやるべき準備が3つあります。

1. 管理職と「配慮事項の確認面談」を実施する: 担任外し、部活動免除、業務軽減等を具体的に書面で残してもらってください。
2. 復職プログラム(ならし勤務)の利用を、人事課に必ず確認する: 制度がある場合は、必ず利用してください。
3. 主治医に「復職可能」の診断書を、復職時期の1ヶ月前までに依頼する: 直前依頼は、書類不備のリスクがあります。

パターン3:退職寄り(A 3問以上 + F が E より多い)

このパターンは、退職を前向きに検討してよい状態です。

ただし、C(家計)・D(家族)のスコアが2問以下なら、退職前にやるべき準備が4つあります。

1. 退職金の試算を、人事課に依頼する: [計算方法の概要は別記事に書いています](https://kurohyofire.com/kiji26/)。
2. 配偶者・パートナーと、退職後の家計の話し合いを1回必ず実施する: 漠然と話すのではなく、家計簿レベルの具体性で。
3. 退職後の健康保険・年金の方針を決める: [健康保険の選び方は別記事に書いています](https://kurohyofire.com/kiji3/)。
4. 退職後の活動候補を、具体的に1つ言語化する: 「Webライターになる」「障害者雇用枠で事務職を探す」等。

パターン4:どちらでもない(A 3問以上だが E と F の差が1問以内)

このパターンは、もう少し時間が必要な状態です。

今の自分は、復職・退職どちらにも、まだ気持ちが固まっていない。

それは、判断のための情報が、まだ足りていないことが多いです。

「次の一手」は、以下の3つです。

1. 休職を延長する判断を、主治医に相談する: [休職期間は最長3年なので、まだ余裕があるはず](https://kurohyofire.com/kyusyoku/)です。
2. 第26問(退職後にやりたいこと)の具体化を、3ヶ月かけて進める: 候補を3つ書き出して、それぞれの情報収集をしてみてください。
3. 第21問(復職後の自分のイメージ)を、1ヶ月かけて検証する: 朝、復職した自分を想像したときの身体の反応を、毎日メモしてみてください。

第3部:著者からの冷静なメッセージ

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

最後に、3年半の休職を経て退職を選んだ元教員の立場から、率直にお伝えしたいことがあります。

結論を急ぐ必要は、1ミリもありません

休職している間、(早く決めなきゃ)(同僚に迷惑をかけている)と、自分を追い詰めてしまう先生が、本当に多いです。

しかしながら、人生の大きな決断は、3〜6ヶ月のスパンで考えていいものです。

今日このチェックリストをやって、明日復職か退職かを決める必要は、まったくありません。

3ヶ月後に同じチェックリストをやって、答えが変わっているかもしれません。それでいいんです。

「3〜6ヶ月のスパン」で考えてください

私の場合、退職を最終決断するまでに、結果的に3年半かかりました。

途中、復職と退職、どちらの方向にも気持ちが揺れた時期がありました。

その揺れ動きは、自分が「真剣に考えている」証拠です。決して、優柔不断ではありません。

時間をかけて、何度も自分に問いかけてください。

最終決断は、必ず主治医と話し合ってから

このチェックリストは、あくまで自己診断のツールです。

最終的な復職・退職の判断は、必ず主治医と話し合ってから決めてください。

主治医は、あなたを最も客観的に見ている、唯一の存在です。

主治医の判断と自分の気持ちが食い違う場合は、主治医にその理由を丁寧に説明してもらってください。

「逃げ」ではなく「前向きな選択」と捉えてください

最後にもう1つだけ。

復職を選ぶことも、退職を選ぶことも、どちらも「逃げ」ではありません。

両方とも、「自分と家族の心身の健康を守るための、前向きな選択」です。

私自身、退職を「教員生活からの逃げ」と捉えていた時期がありました。

しかしながら、今振り返ると、退職は「家族との時間を守るための、最も前向きな選択」だったと、確実に感じています。

うつ病は、私の場合、神様からのプレゼントでした。

人生万事塞翁が馬、です。

まとめ

– 30の質問は、「復職する/退職する」 を決めるためではなく、「今の自分の状態を冷静に確認する」 ためのツールです。
– A(身体・メンタル)のスコアが最重要。2問以下なら、判断は一旦保留してください。
– スコア別の「次の一手」を、第2部の4パターンに沿って実行してみてください。
– 最終決断は、必ず主治医と話し合ってから。家族とも、できるだけ早い段階から共有してください。
– もし、まだ休職に入っていなくて「自分は限界かもしれない」と感じている先生は、[こちらの記事](https://kurohyofire.com/20260524-mental/)も合わせて読んでみてください。

復職するにせよ、退職するにせよ、コツコツと、一歩一歩、自分のペースで、進んでいきましょう。

私自身も、亀の進度で、引き続き、丁寧に進んでまいります。

それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

クロヒョウ先生@Webライターでした!

関連記事

– [教員はうつ病になったら休職できる?仕組みや手続きの方法は?](https://kurohyofire.com/kyusyoku/)
– [教員の1学期メンタル限界|元教員が冷静にまとめた『セルフチェック15問』と『今すぐ取れる5つの行動選択肢』](https://kurohyofire.com/20260524-mental/)
– [うつ病休職から復職しなかった理由|元教員が退職を決断した3つのターニングポイント](https://kurohyofire.com/kiji4/)
– [うつ病で退職した元教員の退職金の計算方法は?休職期間が長いと減るって本当?](https://kurohyofire.com/kiji26/)
– [教員を退職したら健康保険はどうなる?任意継続と国保の選び方を実体験で解説](https://kurohyofire.com/kiji3/)
– [うつ病で教員退職後にフリーランスへ転身|収入ゼロから立て直した3つの方法](https://kurohyofire.com/kiji2/)
– [うつ病で障害者手帳を取得するメリットは?どうやって申請するの?](https://kurohyofire.com/techo/)
– [クロヒョウ先生の自己紹介](https://kurohyofire.com/jikosyokai/)