うつ病で教員を辞めた私がWebライターで    Fireを目指す実践ブログ|書籍化進行中!

自立支援医療制度で月の医療費が830円になる価値の大きさについて

うつ病通院5年で月いくら払ってる?元教員が自立支援医療で薬代まで安くなった話

こんにちは!

クロヒョウ先生@Webライターです。

通院費約500円、薬代約330円。月にすると合計約830円。

これは、5年以上、月1の通院を続けている私が、精神科の窓口と薬局で、毎月支払い続けている金額です。

3年間の休職を経て教員を退職し、フリーランスのWebライターとして暮らしている今も、月1の通院と毎日の服薬を欠かさず続けている私を、経済的に支え続けてくれているのが、自立支援医療制度です。

今回は、うつ病通院5年で、私が実際に毎月いくら払っているのか。自立支援医療制度で、通院費と薬代がどう安くなったのかを書いていきます。

健康保険の3割負担から、1割負担へ

私の場合は、退院後、月1回の通院と、毎日の服薬を続ける生活が始まりました。

通院を始めて、しばらく経った頃の話です。

普通の健康保険の3割負担で通院していた頃の費用は、診察代が約1,500円、薬代が約1,000円。

月にすると、合計約2,500円ほどでした。

(月2,500円なら、なんとか払い続けられる金額ではあるな…)

そう思いながら、毎月の通院を続けていました。

しかしながら、うつ病の治療は、数日や数週間で終わるものではありません。

数ヶ月、数年単位で、通院と服薬を続けることが、基本になります。

(これが5年、10年と続くと、結構な金額になっていくな…)

通院を続ける中で、そんなことを、ぼんやり考える日もありました。

そんなときに、たまたま視聴したうつ病に関するYouTube動画で、自立支援医療制度という仕組みがあることを知りました。

精神疾患で通院している人の医療費が、3割負担から1割負担になる、という制度。

(え、3割が1割になる…?それは大きいな…)

すぐに、医師に相談し、申請手続きを開始しました。

申請後、月の支払いが約830円になった

私の場合は、申請後しばらくして、自立支援医療受給者証が手元に届きました。

そこから、毎月の通院と薬局での支払いが、確実に変わりました。

診察代が約1,500円から約500円へ。

薬代が約1,000円から約330円へ。

月にすると、合計約830円。

1,000円札1枚でお釣りがくる金額に、毎月の医療費が収まるようになりました。

(月830円なら、5年でも10年でも、無理なく続けられるな…)

これが、申請後、初めて窓口で支払いを済ませたときの、率直な気持ちでした。

健康保険の3割負担のままだと、月2,500円。

自立支援医療の1割負担で、月830円。

差額は、月にすると約1,670円。

1年で約20,000円。

5年で約100,000円。

数字を並べてみると、長期通院者にとって、この制度がどれほど大きな意味を持つかが、見えてきます。

「長く通い続けられる金額」であることの安心感

私の場合は、5年以上、月1の通院を継続できている背景に、自立支援医療制度の存在が、確実にあります。

うつ病の薬は、飲んですぐに効くものではなく、寛解まで数年単位で飲み続け、減薬にも慎重を期し、断薬は寛解が一定期間維持されてからするものだと、医師から説明を受けています。

つまり、長期通院が前提の治療です。

(早く通院から卒業したいな…)

という気持ちは常にあります。

しかしながら、焦って減薬すると、再発のリスクが高まる。

入院、休職、退職と、人生を大きく組み直してきた私としては、ここで再発のリスクをとる選択は、どうしてもできません。

そんな中で、月830円という金額が、

(これなら、いつまでも続けられる)

という安心感に、確実につながっています。

医療費の負担が重ければ、

(今月は調子もいいし、通院を1回スキップしようかな…)

という考えが、頭をよぎる日も、あったかもしれません。

しかし、月830円という金額のおかげで、そういう迷いそのものが、私の中から消えました。

うつ病の薬と通院との付き合い方については、うつ病の薬はいつまで飲み続ける?5年通院した元教員が断薬に踏み切れない理由にも書いていますので、よろしければ合わせて読んでみてください。

申請から認定までの流れと、更新のこと

私の場合は、自立支援医療制度の申請を、以下の流れで行いました。

まず、医師に自立支援医療制度用の診断書の作成を依頼し、約1ヶ月後に診断書を受領しました。

次に、役所に診断書、申請書、健康保険証の写し、マイナンバー確認書類、課税証明書などを提出しました。

そして、約3ヶ月後に、認定通知と共に、自立支援医療受給者証と自己負担上限額管理票が届きました。

(意外と、シンプルな手続きで申請ができたな…)

というのが、振り返ってみての率直な感想です。

そして、毎月の通院と薬局での支払いの際に、受給者証と該当月の自己負担上限額管理票を提示するだけで、自動的に1割負担になります。

なお、自立支援医療には、1年に1度の更新手続きがあります。

2年に1度は、医師の診断書の提出も必要になります。

診断書代として、その都度少し費用はかかりますが、1割負担になるメリットの方が、はるかに大きいため、迷わず継続して更新しています。

長期通院だからこそ、知っておきたかった制度

私の場合は、自立支援医療制度の存在を、通院開始から少し経ってから知りました。

(もっと早く知っていれば、もっと早く申請していたな…)

というのが、5年経った今でも感じている、正直な気持ちです。

日本は「申請主義」の国だと、お金の勉強をする中で、何度も実感してきました。

自分から動いて申請しなければ、どれだけ恵まれた制度があっても、その恩恵を受けることはできません。

精神科医の解説動画でも、長期通院になる精神疾患の患者にとって、自立支援医療制度の活用は、生活を組み立てる上で大きな意味を持つ、とよく語られています。

私自身、毎月の支払いが約830円に収まることで、

(この金額なら、来月も再来月も、無理なく通えるな…)

という安心感を、5年以上にわたって持ち続けることができました。

医療費控除との関係や、確定申告での扱いについては、元教員が、うつ病退職後に行った医療費控除とは?に詳しく書いていますので、合わせて参考にしていただければ幸いです。

まとめ

うつ病通院5年で、私が毎月いくら払っているのか。

私の場合は、

– 健康保険3割負担のとき:診察代約1,500円+薬代約1,000円=月約2,500円
– 自立支援医療1割負担のとき:診察代約500円+薬代約330円=月約830円

という流れで、毎月の医療費が、3分の1の金額に収まるようになりました。

数字の不安は、数字で解決していけます。

うつ病は、決して終わりではありません。

私がそうであったように、新しい人生の始まりです。

なお、本記事は私の体験談であり、自立支援医療制度の申請については、必ず主治医や、お住まいの市町村の担当窓口にご相談ください。

コツコツと、一歩一歩、やっていきましょう。

それでは、今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

クロヒョウ先生@Webライターでした!