こんにちは。クロヒョウ先生@Webライターです!
今回の記事では、うつ病の療養生活の実際を、私の体験を元に紹介します!
「最近体調がわるいな…。もしかしたら、自分はうつ病かもしれない…」
「うつ病かもしれないけど、一家の大黒柱だから、下手に通院などはできないな…」
「うつ病の治療は一体どのようなものだろう…?」
と悩んでいるそこのあなた。
大丈夫です。数年間うつ病での療養を経験し、人生を好転させた筆者が、うつ病の療養生活の実際を教えます。
うつ病は、しっかりと入院や通院をし、0から腰を据えて治療をすれば、寛解が目指せる疾患です。
また、あなたの生活の仕方や考え方などに原因があり、うつ病を罹患してしまったため、一度それらを見直し、改善することで、再発も防ぐことができます。
なんとなく今のままごまかして生活していても、うつ病はどんどん悪化します。
0から生まれ変わり、着地点を変えて新たな自分として、生まれ変わって生活することで、必ず人生は好転します。
数年間の療養で生き直しに成功し、現在も寛解を目指して治療を続けている筆者の体験を記事にすることで、安心して治療に取り組めることや、しっかりとした治療で、必ず人生が好転することがわかっていただけたら幸いです。
では、早速まいりましょう。
それでは、うつ病の療養生活の実態を、項目ごとに説明していきます。
うつ病治療のスタートの方法ですが、症状が重い場合には、入院することをおすすめします。
重度のうつ病では、家庭生活を送ることも難しいでしょうし、家族も疲弊している可能性が高いからです。
生活の全てを、医師や看護師にコントロールしてもらえ、薬物療法における薬の決定についても、副作用を慎重に見ながら、最適なものを、時間をかけて探してもらえるため、長い目でみたときのメリットがとても大きいです。
筆者も半年間程、「うつ病かもしれないな…」という状況が続き、不眠、不安、焦燥感、希死念慮などがどんどん強いものになり、最終的に家庭生活を送れなくなり、家族も疲弊し、医療保護入院という形で閉鎖病棟に入院しました。
私は症状が重かったため、休職をしたうえで入院し、そこから治療を開始しました。
症状がそこまで重くなく、仕事を続けながら通院で治療を開始することもできますが、医師や看護師が全人格的に関わり、0から全てを変える作業を行うことできるため、もしも状況が許すならば、入院での治療開始をおすすめします。
入院治療の詳細は下の記事に書いてありますので、そちらを御参照ください。
うつ病の入院生活はどんなかんじ?入院でうつ病は治るの?そこまで症状が重くなかったり、入院治療ができる環境になかったりする場合は、通院治療での治療開始となります。
また、入院治療で治療を開始しても、退院後は、通院での治療となります。
私の場合は、約3ヶ月間の入院生活終了後、自宅に戻って、月1で通院する生活が始まりました。
退院後1年程度は、身体症状や精神症状もまだ重く、最低限の生活をなんとか送る日々でしたが、次第に体調も上向き、毎月の通院を数年間続ける中で、今ではほぼ健常者と同じような生活が送れるところまで回復しています。
1ヶ月に1度の診察の目的は、1ヶ月間の体調や活動などの報告、医師からのアドバイス・指示、薬の処方などがメインとなります。
最初は会話のみで診察を行ってきましたが、診察時間は5分~15分程度しかとれないため、体調が上向いてきてからは、事前に資料を用意し、それを読み上げ、言いもらしのない形で効率的に診察に臨むようにしています。
医師に診察の枠があり、基本的に毎週同じ曜日の同じ時間帯を予約する形になっています。
短時間ではありますが、臨床や知見などに基づく的確な助言をもらえるため、大変有意義な時間となっています。
1ヶ月に1度ということで、中長期的に、少しずつ体調が上向いていることの確認作業にもなります。
また、筆者は休職しながら療養しているため、職場へ提出する診断書や傷病手当金の申請書なども定期的に書いてもらっています。
さらに、治療費の負担が減る自立支援医療用の診断書、障害者手帳取得のための診断書なども時期に合わせて書いてもらっています。
なお、精神科医は転勤も多く、入院治療から継続してみていただいた医師も、1年で転勤してしまいましたが、変わった医師の方々も変わらず的確に診察をしてくれているため、とてもスムーズに療養が続けられています。
現在担当医師は3人目になりますが、どの医師も親身になって診察してくれるため、信頼して療養に専念することができています。
うつ病治療のメインは、薬物療法です。
うつ病は脳の病気のため、それを治すには薬が必要だからです。
様々な種類の薬がありますが、効き目も人によって異なるため、副作用などを含めた薬の見極めが、非常に難しいと医師からも説明を受けました。
入院をおすすめする理由も、薬物の決定を最適なものにできる可能性が高いためです。
また、うつ病の薬は飲めばすぐに治るような性質のものではなく、寛解まで数年間にわたり飲み続け、減薬にも慎重を期し、断薬は寛解が一定期間維持されてからするものとの説明も受けました。
筆者も、入院開始から現在まで、減薬をしながら、1日も欠かすことなく薬を飲み続けています。
寛解をし、断薬できるようになるまで、焦らずしっかり飲み続けていきたいです。
“運動療法は、薬物療法と同等の効果があり、副作用もない“という知識を得ることができ、実際に退院後毎日、散歩、ランニング、水泳などの運動に取り組んできました。
某精神科医Youtuberも、うつ病治療に大切なのは”睡眠、運動、朝散歩“などと動画で言い続けています。
実際に毎日の運動を継続することで、病状の悪化を防げている実感があります。
運動をした日は、食事も睡眠も適切にとることができ、これまで運動をしてマイナスになったことはありません。
運動をやっているときもマインドフルネスができているし、運動した後の爽快感も脳にプラスになっていると感じます。
医学的に解明されていないからか、医師から直接「うつ病の治療のために運動をすること」と指示されたことはありませんが、間違いなく、運動はうつ病に効果的で、副作用のない治療法だと言えるのではないかと、数年間実践してきて感じています。
薬物療法や運動療法の他にも、マインドフルネスや、うつ病を罹患した生活の仕方や物事の考え方などを変える方法として、作業療法、カウンセリング、認知行動療法などの治療法があるとの紹介を受けました。
しかし、私は薬物療法と運動療法しか行ってきていないため、ここでは紹介だけとさせてもらいます。
入院治療や通院治療を通して、薬物療法や運動療法などの治療を行うことで、うつ病が寛解に近づくことを説明してきました。
しかし、うつ病の原因になった根本原因を取り除かなければ、寛解しても、いずれ再発してしまいます。
前述したように、うつ病になってしまった理由には、間違った生活の仕方や物事の考え方などがあります。
それを改善するために、今までの生活の仕方や物事の考え方を0から作り直す必要があります。
カウンセリングや認知行動療法などでの改善もできるかもしれませんが、私はこれまでの間違ったシステムを認識し、どのように改善したら良いかを調べるなどの作業を、個人内で行ってきました。
現代は、書籍はもちろんyoutubeやSNSに有料級のコンテンツが無料で無数に存しているため、それらを有効活用できれば、自宅にいながら1人で生まれ変わることが可能です。
これまで生きてきた“長年のクセ”を強制する作業なので、一筋縄にはいきませんが、毎日システム変更を意識し続けることで、必ず生まれ変わることができます。
人の目を気にして他人軸で生きてきた自分も、周りを気にせず自分軸で生きられるように、この数年の間で劇的に変わることができました。
是非、良い書籍やインフルエンサーやWebコンテンツなどに出会い、新しい自分となって、うつ病の再発を防ぐと同時に、今より幸せに生きていけるようになることを祈っています。
うつ病での療養生活の実際はいかがでしたでしょうか?
「うつ病での入院治療や通院治療は不安だな…」と思っていた方も、治療を開始することで、今より良い状況になると思っていただけたのではないでしょうか?
私も、治療を開始するまでは、治療に対する怖さや不安がかなり大きかったです。
しかし、実際に数年間療養することで、その怖さや不安は、“うつ病をしっかりと治療すれば、必ず人生が好転する”という確信に変わっています。
しっかりと治療に取り組むことで、自分以外の家族にも笑顔が戻ってきました。
是非、皆さんも、前向きに治療を開始し、皆さんにも、皆さんの家族にも笑顔が増えることを祈っています。
ここまで記事を読んでくれてありがとうございました。クロヒョウ先生@Webライターでした!
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