今回の記事では、実際に主夫として生活しているクロヒョウ先生@Webライターが、主夫生活の様子を紹介するよ!
こんにちは。クロヒョウ先生@Webライターです!
今回の記事では、主夫として、約4年間生活している筆者が、主夫生活の実態を、体験を元に紹介します。
私は、約15年間教員として働いており、24時間365日、仕事をしているような状況で、家事や育児については、空いた時間に、表面をなぞる程度にしか取り組んでいませんでした。
しかし、うつ病を罹患し、教員を休職したことで、仕事から離れ、半強制的に、主夫として生活していくことになりました。
休職初期は、教員の妻も育休中で、自分はうつ病の療養に専念しながら、うつ病の病状の回復に合わせて、家事や育児の負荷を上げていきました。
しかし、妻が仕事に復帰してからは、子どもについても、未就学児が2人いたため、いわゆる“ワンオペ2人育児”の状況となり、一気に高負荷となりました。
休職は、“仕事から離れての病気療養”という形であるため、一見楽なように見えますが、“オンオペ2人育児”は、中々過酷なものでした。
主夫として行っていたことは、大きく分けて、①家事、②育児、③病気療養、④お金の勉強、の4つです。③では運動療法、④ではライター業務に割く時間が大半でした。
仕事を離れ、主夫として生活していくことを考えると、経済面の心配がセットになると思います。
うつ病を罹患した筆者が、実際に利用した、経済面の安心につながる様々な社会制度があるため、記事内で紹介します。
さらに、専業主夫なのか、兼業主夫なのか、ということも大きな注目ポイントだと思います。
うつ病を罹患して主夫になった者として、仕事についても、様々な勉強やアプローチなどを行ってきたため、その内容も紹介します。
また、”主夫としてやっていきたい”、“夫の自分が主夫になった方が、家庭が上手くいくのではないか?“と考えていても、世間体などが気になって、”主夫になる“ことに踏み切れない人も多いと思います。
実際に約4年間、主夫として生活してきた筆者が、主夫のメリットやデメリットを、実体験を元に紹介するので、本記事が、“主夫になる”決断の一助となれば幸いです。
では、早速まいりましょう!
まず最初に、主夫になった経緯を説明するよ!
私は、教員として約15年間、“365日24時間、休みなし“のような状況で、仕事を続け、心身を酷使してきました。
教員の仕事内容はブラック?魅力的?メリットやデメリットは?そして、うつ病を罹患し、休職することとなりました。
教員はうつ病になったら休職できる?仕組みや手続きの方法は?このように、病気になったことで、“主夫”になりました。
“主夫になりたい”と願ってなったのではなく、半強制的、自動的に、主夫となりました。
そして、主夫となってから、約4年が経過しています。
家族構成は、休職開始時は、教員の妻(育休中)と未就学児2人で、現在は、教員の妻(仕事復帰から約3年が経過)と小学生1人と未就学児1人、です。
なお、私自身は、教員としての3年間の休職期間満了後、現在は、教員を退職し、フリーランスのWebライターとして生計を立て始めています。
教員の退職金の金額はいくら?勤続年数別の計算方法は?主夫になるまで、“主夫”という言葉を意識したこともなければ、主夫についての知識なども、何も持ち合わせていませんでした。
“主夫”について、あまりいいイメージがないまま、主夫生活をスタートしました。
“主夫”としてのタスクに、約4年間、半強制的に取り組んでいく中で、“コツ”が段々分かってきました。
また、“主夫“という肩書きに、少しずつ自信を持って生活できるようにもなってきました。
“主夫”についての事例紹介データなども少ないため、手探りの状態で、“主夫“像を模索しながら、日々の主夫生活を継続しています。
本記事を読むことで、主夫の方、主夫になりたい方、私のように病気になったことで主夫にならざるをえない方などが、主夫についてのリアルな知識を得て、“主夫”としての自信を増やすことができたら幸いです。
世の中の流れを見ると、ジェンダー平等が進む中で、主夫の割合は、今後増えていくことが予想されます。
実際に、私も、主夫として約4年間過ごしてみて、男性が家事や育児などをメインに担当することは、何の問題もないと感じています。
家庭ごとで事情が違うため、家庭のベストな選択が“主夫”であれば、むしろ積極的に、自信を持って主夫としてやっていくべきだと思います。
主夫も主婦も一長一短で、理想は、”夫婦の丁度良いバランス“で、仕事と家事・育児を分担することのように感じます。
そして、“主夫”という言葉は、ジェンダー平等が叫ばれているにも関わらず、まだ世間的な地位を確立できていないという肌感覚もあります。
“主夫”についての前向きな情報を発信することで、”主夫“の地位確立に貢献し、自信を持って”主夫“を選択できる人が増えたら嬉しいです。
“主夫”は、現在進行形で考えるべき、意義深い項目と言えそうだね!
それでは、私の、主夫生活の実際を紹介するよ!
約4年間、主夫として生活してきましたが、生活の内容は、大きく分けて、①家事、②育児、③病気療養、④お金の勉強、の4つに分けられたと思います。
現在のタイムスケジュールは、以下の通りです。
【クロヒョウ先生の平日のタイムスケジュール】
6:45 起床、小学生の娘を起こし、登校準備開始
7:15 未就学児の息子を起こし、登園準備開始
7:35 小学生の娘送り出し
8:00 未就学児の息子と共に登園
8:15 自分の朝食
8:25~9:15 掃除、洗濯、洗い物など
9:15~10:00 ポイ活ルーティン、お金の勉強(リベ大動画視聴)
※お金の勉強の成果として、ポイ活をシステム化し、約30分程度で毎日取り組める体制を構築しています
10:00~12:00 ライター業務
※現在は、フリーランスのWebライターになるための業務を、お金の勉強の延長として行っています
12:00~12:30 買い物
12:30~13:00 昼食
13:00~14:00 ポイ活2回目、業務整理、休憩
14:15 未就学児の息子の迎えに出発
14:45 小学生の娘の迎え入れ
15:00~15:30 洗濯、子どもたちの明日の支度、おやつの準備
15:30~16:00 小学生の娘の宿題
16:00~17:00 子どもたちと勉強・運動・遊び
17:00~17:40 子どもたち入浴、ランニングマシンでの運動療法
17:40~18:00 夕飯準備
18:00~18:30 夕飯
18:30~19:00 自分の入浴
19:00~19:15 服薬、業務整理
19:15~21:00 妻帰宅、ポイ活3回目、自由時間
21:00~ 就寝
なお、約4年の間で、タスクの内容、時間配分、プライオリティなどが、常に変わり続けているため、タイムスケジュールも常に変化し続けています。子どもが体調不良のときなどには、予定が全てストップすることもあります。
今後も、妻や自分の状況、子供たちの成長の様子などで、タイムスケジュールの最適な形を、日々、探し続けることになるでしょう。
主夫もリアルタイムで成長し続けているんだね!
ここからは、4つの項目ごとに、どのようなタスクに取り組んできたかを紹介したいと思います。
これから主夫になる人は、是非参考にしてください!
まず、はじめに、主夫として取り組んできた家事について紹介するよ!
家事については、以下の内容を行っていました。
・掃除(部屋、風呂、トイレ)
・洗濯
・買い物
・炊事
・洗い物
・郵便物の処理
・洗車
・ゴミ出し
・カレンダーでのスケジュール管理
・草取り
・ペットの世話
毎日のタスクとして、掃除、洗濯、買い物、炊事、洗い物、郵便物の処理を行っていました。1日だけ取り組むなら、誰でもできる内容だと思いますが、毎日1人で取り組み続けるとなると、中々大変な作業量です。
掃除は、小さな子供が2人いると、ゴミや砂などであっという間に床が汚れてしまうため、1日の中で何度も掃除機をかけるなど、エンドレスな点が注意ポイントです。
洗濯については、毎日4人分の洗濯物を干したり、たたんだりする作業は、中々の時間と労力がかかります。平日は、朝に1回、子どもたちが帰宅後に1回、の計2回洗濯をしていました。小分けにした方が、1回の負担が少ないのと、天候によっては、乾きが悪いことがあるため、“できるときにできるだけやる”ことを意識し、実行していました。
買い物については、家の中にある物をすべて把握し、家計を考えたうえで、ほぼ毎日、生活を維持するための購買活動を続けました。これも、1日だけなら、息抜きにもなり楽しいですが、4人の生活を維持するという視点で、全ての物を把握し、毎日続けるには、多くのエネルギーが必要でした。
炊事については、毎日の家族4人の朝食、毎日の子どもたちのおやつ、平日の家族4人の夕飯、休日の家族4人の昼食の準備などを行いました。料理ができる方ではないので、買い物をすることで、炊事を兼ねることが多かったです。経済的な面での負担が大きかったですが、病気療養をしながら、主夫として活動するためには、“お金を使って効率と質を買う”ことは、私にとってのキーポイントでした。
洗い物については、朝・夕の2回、毎日行っていました。毎日続ける中で、できる限り、洗う食器を減らして、食事を済ませられるようになってきたので、妻が休日に大々的に料理をするとき以外は、そこまでの負担なく、取り組めるタスクになっています。
また、定期的な業務として、洗車、ゴミ出し、カレンダーでのスケジュール管理、草取り、ペットの世話を行ってきました。
洗車は、毎週末に、2台洗っていました。初めは、ホースをつないで、洗剤をかけて、しっかりと洗っていましたが、毎週続けることで疲弊してきたため、最近は、簡単な拭き掃除と掃き掃除のみを行っています。少し掃除するだけで、良い気持ちになれるので、今後も定期的に取り組んでいきたいです。
ゴミ出しについては、毎週月曜日と木曜日の朝に行っていました。妻が出勤時に行けるときはお願いし、無理なときは自分が行っていました。ゴミを出す労力よりも、毎日のゴミを管理し、忘れずに月曜と木曜の朝にゴミ袋を用意することの方が、比重が大きい任務でした。
カレンダーでのスケジュール管理については、妻、小学生の娘、未就学児の息子、私、の4人の予定を一元管理するため、丁寧な確認が必要でした。私が主夫であり、私の日程を柔軟に組み替えることができたため、何とか家庭を回すことができましたが、もし私がフルタイム勤務を続けていたらと思うと、ゾっとします。妻との家事・育児のなすりつけ合いや、子どもたちが病気なったときにどちらが休むかなどで喧嘩していた可能性は否めません。言い方が合っているかわかりませんが、家庭経営の安定性や家族全員の幸せなどを考えると、“うつ病になり、主夫になって良かった”というのが正直な感想です。
うつ病となってから、なぜだか無性にペットを飼いたくなったため、サワガニ、カブトムシ、クワガタなどを捕まえて、自宅で飼っていました。100円均一で道具を揃え、飼育環境を構築し、定期的に環境調整やエサやりを行っていました。家庭内での癒しとなるため、主夫生活でストレスがたまりそうな人は、ペットを飼ってみるのも一案です。
家事だけでも、かなりの仕事量があるから、これを毎日1人で続けるのは、とても大変だね!
家事の次は、育児について紹介するよ!
育児については、以下の内容を行っていました。
・着替え
・食事
・おやつ
・歯磨き
・爪切り
・散髪
・靴磨き
・トイレ
・風呂入れ
・寝かしつけ
・勉強
・遊び
・運動
・レジャー
・幼稚園の送迎
・幼稚園・小学校の準備
・小学校の宿題
・弁当作り
・参観日
・通院
・服薬、塗り薬の塗布
・予防接種、検診、フッ素塗布
着替えは、年齢が低いと、全て補助しなければなりませんが、段々自分でできるようになってくるため、現在はほとんど補助の必要がなくなっています。
食事は、離乳食を作って食べさせる時期はとても大変だと思います。現在は、下の息子が超偏食のため、食べられるものが限られている以外は、特に大変なことも少なくなってきました。
おやつは、子どもたちの生きがいであるため、家計を考えながら、毎日のご褒美として積極的に準備しています。間食の是非については、賛否両論あると思いますが、“適切”な与え方をしていきたいと思っています。
歯磨きも、100%の補助から、次第に自分でやれるようになっていくため、現在は楽な作業となっています。しかし、毎日の声かけや仕上げをしないと、磨くことを忘れてしまったり、内容不十分のときも多いため、見守り続ける必要はあるかと思います。
爪切りは、意識しないと忘れがちになり、爪が折れたりはがれたりすることもあるため、注意が必要です。子どもたちから“爪が長くなったから切ってほしい”との申し出がなかったため、親が常に爪の状態を見続ける必要がありました。
散髪は、前髪が目に入らないように、夫婦で切っていました。全体が長くなってきたら、子ども専用の美容室で、3ヶ月に1度程度切っていました。これも、子どもたちから“前髪が長くなったから切りたい”などの申し出がなかったため、親が髪の毛の状態を把握しておく必要がありました。
靴磨きは、毎週金曜日に、子供たちが上履きを持ち帰ってくるため、金曜日の夜に、風呂場で行いました。これも、1度だけなら、なんとなく楽しい作業なのですが、毎週末、風呂で一仕事しないといけないため、結構大変で、意外に厄介な作業でした。
トイレも、初めは100%の補助で大変ですが、現在は、補助なしで全て行えるため、とても楽です。
風呂入れも、100%の補助から、補助なしになり、子どもたちだけで入れるため、見守るだけの業務となっています。
寝かしつけは、基本的に妻が行いますが、妻の帰りが遅いときは自分が行います。これも、初めは、妻がいないと泣きわめく状態で大変でしたが、現在は、横になっていると寝てくれるので、さほど苦労していません。
勉強は、好きなことに取り組めば良いという考えなので、そこまで力を入れて取り組んではいませんが、風呂に文字や数字や地図などのポスターを貼ったり、いつでも勉強できるように勉強道具一式を揃えたり、書籍や教具を購入したり、学習プリントを印刷したりするなど、環境づくりは常に行っていました。やりたくなったときに、いつでも勉強ができる環境は、常に用意してあげたいと考えています。
遊びについても、ボードゲーム、カードゲーム、マットゲーム、ブロック、パズル、おもちゃ、塗り絵…とほとんどの分野の商品を購入し、いつでもなんでもできる状態にしました。
運動についても、ボール、乗り物、鉄棒、トランポリン、ランニングマシン…とあらゆるものを揃え、やりたいときにやりたいことができる状態を作りました。運動が全ての基礎となると思うので、今後も子どもたちの成長に合わせて、運動を継続させていきたいです。
レジャーについては、公園、動物園、水族館、遊園地、テーマパーク、ゲームセンター、ショッピングモールと多くの分野に触れさせました。自然の中で遊ばせたい気持ちが強く、子どもたちも自然の中で遊ぶことが好きだったため、公園に行くことが多かったです。
幼稚園の送迎は、中々大変でした。主夫となり、親も一緒に幼稚園に通うことの重大さに気づきました。親が幼稚園に行けない状態になると、子どもも自動的に行けなくなります。この事実はとても大きなもので、それが3年間、兄弟姉妹がいると、さらに数年間継続します。
日程も全て子どもに合わせることになります。
途中で“や~めた”と言うことも、簡単にはできません。
娘が小学生になり、“早く下の息子も小学生になってくれ…”というのが正直な気持ちです。
本当は、子どもたちの日程に合わせずに、フリーランスの活動に専念したい気持ちもありますが、“うつ病で主夫になった特別な縁”として、下の息子が小学生に上がるまでは、なんとか頑張るつもりです。
また、親が幼稚園に通うことで、親同士の人間関係がどうしても生まれます。そこでの対人ストレスがとても大きいため、できる限り対人数を減らすことを意識しました。
年齢も考え方も全く違う人たちとの交流で疲弊するのは目にみえており、本来の目的とは一切関係ないため、早めに切る決断をしました。
今後も、子どもの成長という本来の目的を見失わずに、送迎を続けたいと思います。
幼稚園・小学校の準備は、子どもだけではできないため、親の毎日のルーティンとなります。これも次第に親がやらなくてもよくなってくると思うので、徐々にドロップアウトしていければと思っています。
小学校の宿題は、国語、算数、読書などに取り組んでいます。初めは、何も分からないため、全て一緒にやり、〇つけ・直しまで行います。学力の定着が目的だとは思いますが、親子のコミュニケーションを図る機会として優れているな…というのが現時点での感想です。“良好な親子関係があれば、大抵のことは大丈夫“というような情報も散見されるため、良い関係構築のために、宿題を利用していければと考えています。
弁当作りは、妻が行っていましたが、かなり大変な項目のため、記載しました。フルタイムで仕事をしながら、5時台に起きて、子ども2人分の弁当を作ることは、見ている方も心苦しくなるくらいで、前日の買い物などは全て私が済ませることにしました。給食の有難みに気づくと同時に、“弁当の日”の大変さを実感しました。
参観日も、それなりに大きな項目になります。特に、幼稚園だと、定期的に参観日があり、1日参観日のような日もあるため、日程調整がとても大変でした。そして、主婦が大半で、主夫は少なく、“父親の参観“に、なんとなく気が引けていました。子どもたちも、”妻に来てほしい“の1点張りだったため、妻が仕事の調整をしていくことがほとんどでした。参観自体は、子どもの様子が見られるため、メリットはそれなりにあるかと思います。色々な家庭があり、主夫でなくても、共働きなどで、夫が参観に行った方が、メリットが大きい場合もあると思うので、”主夫“の存在が確立され、夫が参観することが、なんとなく気が引けることがなくなってくると嬉しいです。
通院についても、定期的に行いました。特に子どもが小さいうちは、突発的に40℃くらいの熱が出ることも多く、何度も病院に通いました。
看病で、生活の全てがストップするため、とても厄介でした。
感染症も、何種類かかったかわかりません。
他県を旅行中に、子どもたち2人とも高熱が出て、帰宅したこともあり、中々大変でした。
これも、主夫をやっていたから、自分が通院や看病に専念できましたが、共働きなどの状況を考えると、“子どもが高熱を出すなどすると、家庭運営がかなりヤバイことになるな…”と感じています。
そして、1人がかかると、大体2人目も時間差でかかるため、1ヶ月近く身動きがとれなかったこともあります。
最近は、病院に行く回数も減ってきているので、これも一過性的な部分があるのかもしれません。
健康第一という言葉の重みを忘れず、当たり前に生活できていることへの感謝を忘れないようにしたいです。
服薬、塗り薬の塗布も、重要な項目でした。これも主夫になり気づいたことですが、子どもに薬を飲ませることは、想像以上に大変でした。ヨーグルトやアイスに混ぜても食べなかったり、時には1時間以上、飲ませるのに時間がかかることもありました。
また、下の息子の肌が荒れやすく、皮膚科に定期的に通院していたため、風呂の後に、毎日数種類の塗り薬を塗る必要がありました。これもとても大変で、毎日のルーティンとして続けることは、中々のエネルギーが必要でした。
予防接種、検診、フッ素塗布なども、親が日程を把握し、確実に子どもを連れていく必要がありました。予約、日程管理、当日の支度、受診…という一連の業務を行うことは、想像よりも大変で、何回も続くと、とても疲弊しました。これも、主夫をやらなければ、一生分からなかったと思います。
育児って本当に大変だと思うけど、やりがいもすごくありそうだね!
私の場合、家事や育児に取り組むだけでなく、うつ病の治療を並行して行う必要がありました!
私は、病気により半強制的に主夫となったため、病気療養が、どうしても必要でした。
初めは、病気療養中心で、家事や育児については、育休中の妻にほとんどお願いしていました。
病状の回復に伴い、自分が担当する家事を、医師や家族との話し合いの元、少しずつ増やしていった形です。
そのような状況の中で、病気療養で、どのようなことを行っていたかを以下に紹介します。
・月1の通院
・薬物療法
・運動療法
月1の通院については、大病院での約3ヶ月の医療保護入院の後、系列のクリニックで開始しました。退院後しばらくは、自宅から通うことだけでも大変でしたが、次第にスムーズに行えるようになってきました。現在は、病状、生活の記録、事務的事項などを書いたA4で1枚程度のメモを持参し、その内容を、医師に口頭で伝達しています。精神科は、どの病院も大変混みあっており、1人当たりの診療時間が限られているため、メモを利用することは、かなりオススメです。
薬物療法については、医療保護入院時に、長い時間をかけて、自分に適している薬を決定し、その薬を数年間飲み続けています。初めは、2種類の薬を飲んでいましたが、現在は、1種類です。その1種類の3錠だった錠数も、1.5錠まで減ってきています。減薬後に、離脱症状が出ることがあったため、薬を減らしていくことには慎重を期する必要がありますが、寛解を目指す中で、少しずつ断薬に近づいていきたいです。しかしながら、寛怪してからも、一定期間は薬を飲み続けた方が良いという情報もあるため、その時々の医学的に最も正しい対応をしていければと思っています。
運動療法については、“薬物療法と同等の効果が得られる副作用のない治療法”という情報を得てから、意識的に運動を生活に取り入れるようになりました。家事、育児、お金の勉強などをしていると、中々まとまった時間がとれませんが、隙間時間で、自宅のランニングマシンや外でのランニングを行っています。子どもたちが大きくなってきたら、育児と兼ねてやっていきたいとも思っています。運動の効果は、とても大きく、運動をしているときは、体調が崩れない確率が高いです。逆に、運動ができていないと、少しずつ体調が崩れていくので、今後も定期的に必ず続けていきたいです。
以下に、うつ病療養の過去記事を紹介します。
うつ病患者の療養生活はどんなかんじ?治療法は?うつ病は、通院し、薬を飲んで、生活を改善すれば、良くなっていく可能性
が高そうだね!
最後に、お金の勉強に取り組んだことを紹介するよ!
妻が働いてはいましたが、自分が働いていないことに引け目を感じ、お金についての心配や罪悪感などが、常に頭の中にあったというのが正直なところです。
主夫になるまでの間、教員として約15年勤務する中で、お金についての勉強をする機会がほとんどなかったため、一念発起して、お金の勉強を開始することにしました。
本を1冊買おうと思って立ち寄った本屋で、今思うと奇跡的なのですが、書籍「お金の大学」に出会いました。このときは、表紙の印象のみで購入しましたが、この出会いが、今後の人生を大きく好転させることになるとは思いもしませんでした。
書籍「お金の大学」を読み始め、毎日更新される「お金の大学」のYoutube動画を視聴しながら、空いた時間で、毎日少しずつの勉強を継続しました。
数ヶ月経過し、書籍を全て読み終えた頃には、FP3級程度のマネーリテラシーが身についていたと思います。
マネーリテラシーがついたことで、これまでの世の中の見え方が180°変わりました。
お金についての知識を身に付け、コツコツと行動していけば、より幸せに、より楽に生きていけるシステムが存在していることが分かりました。
現在も、「お金の大学」で毎日更新されるYoutubeや「お金の大学」の学長である両学長のライブ配信などを視聴しながら、日々の勉強を継続しています。
両学長が何度も言っている、“小さなことの積み重ねが、とんでもないところへいくただ1つの道”という言葉が、まさにその通りだなと実感しています。
「お金の大学」と出会った日から、毎日欠かさずにお金の勉強に取り組むことで、休職開始時に比べると、考えられないほど、お金に関する知識が増え、人生が好転しました。
病気になった当初は、絶望しかありませんでしたが、“人生万事塞翁が馬”で、病気がきっかけで、病気になる前より幸せに生活できるようになりました。
本ブログの内容とは少し反れますが、「お金の大学」については、お金に関することだけでなく、人生の勉強にもなるため、1度試しにYoutubeチャンネルを視聴されることをオススメします。
以下に、お金関係で取り組んだ業務を紹介します。
・書籍「お金の大学」読破
・毎日のリベ大動画や学長Liveの視聴
・お金に関する家庭用論文の作成
・家計簿システムの構築
・クレジットカード払いでの一元管理
・楽天経済圏への移行
・傷病手当金申請
・税金支払
・社会保険料支払
・生命保険支払
・退職金計算
・障害年金申請
・保険の見直し(貯蓄型保険解約)
・通信費の見直し(格安SIMへの乗り換え)
・電力会社の乗り換え検討
・家についての考え方の見直し
・車についての考え方の見直し
・ふるさと納税
・児童手当計算
・不用品販売
・ポイ活のシステム化
・フリーランスのWebライターになるためのロードマップ作成・実施
・転職エージェントの利用
・つみたてNISAでのインデックス投資
・米国高配当株ETFでの高配当株投資
・仮想通貨投資
・マイナンバーカードの作成
・国民年金・国民健康保険への切り替え
・確定申告
なお、お金関係の、上記項目の詳細説明は省略します。機会があれば、今後、ブログの中で、紹介していけたらと考えています。
お金の勉強を、毎日少しずつ継続したおかげで、こんなにも多くの項目について、行動を起こすことができました。
リベ大の両学長には、感謝してもしきれず、人生の恩人と言っても過言ではありません。
両学長には、実際に会ったことはないですが、会ったことがなくても、人の人生を救うことができることを教えてもらいました。
私も、この恩を忘れず、現在のお金関係の活動の中心である、“フリーランスのWebライター”として生活する中で、世の中に恩返しができればと考えています。
これからの時代、リアルに会う人以上に、ネット上で出会う人から、より多くの影響を受けることもたくさんありそうだね!
私は、うつ病の罹患が要因となり、半強制的に主夫となりました。
うつ病を罹患して主夫になる方も一定数いると思うので、“うつ病と主夫”というテーマで少し話を進めます。
うつ病を罹患した場合、通常では受けられない公的サービスを利用しながら、主夫生活を送ることができるよ!
私が、うつ病を罹患し、主夫となって、恩恵を受けたサービスは以下の4つです。全ての項目で、過去に記事を書いているため、記事をご参照ください。
①自立支援医療制度
うつ病治療では、医療費を安くすることができる自立支援医療制度を活用しよう!②障害者手帳
うつ病で障害者手帳を取得するメリットは?どうやって申請するの?③障害年金
うつ病で障害年金は受給できる?請求方法は?④傷病手当金
教員はうつ病になったら休職できる?仕組みや手続きの方法は?私自身、主夫になって間もない頃は、上記のような社会制度について、何の知識もありませんでしたが、お金の勉強をしていく中で、日本には、弱者を救済する様々な制度があることを知り、大変驚きました。
同時に、知らないと、利用することはできず、情報弱者になっていた事実にも気づけなかったと思うため、無知の怖さも実感しました。
今後も、アンテナを高く持ち、様々な分野の勉強を継続していきたいです。
うつ病になると、マイナスのことしかないように思うけど、社会保障制度が
しっかり用意されてると分かると、少しは安心して生活できそうだね!
うつ病を罹患してから、仕事についてどのようなことを考え、行動していったかを紹介するよ!
うつ病を罹患し、休職する中で、常に今後の仕事について、思いを巡らせていました。
そして、最終的には、退職し、フリーランスのWebライターになることを決意しました。
一般的に、うつ病を罹患してからの転職を考えると、①一般就労(クローズ)、②一般就労(オープン)、③障害者雇用、④フリーランスの4つの選択肢があると思います。
①一般就労(クローズ)
うつ病を罹患していることを、周囲には告げず、何の条件もつけずに就労するパターンです。自分は、体調が、健常者と同等まで回復できる自信もなかったので、初めにこの選択肢を除外しました。
②一般就労(オープン)
うつ病を罹患していることを、周囲に伝え、時短勤務や通院時の有休などを取得しやすい状態にする就労パターンです。教育系の職業での時短勤務なども検討しましたが、対人面での不安があり、一般就労自体を除外しました。
③障害者雇用(オープン)
障害者手帳を取得している者だけが利用できる、障害者専用の雇用法です。障害者雇用専門の転職エージェントを利用し、電話相談を実施するなど、入念な検討をしましたが、フリーランスと天秤にかけ、フリーランスがダメだった時の次の選択肢としてとっておくことにしました。
④フリーランス
一般就労や障害者雇用での、対人面での不安や、時間的に制約を受けることを考えると、兼業主夫として、“ワンオペ2人育児”をやっていける自信は、正直なところありませんでした。
消去法的になってしまいますが、対人面の不安も除外でき、時間も自分の自由に使えるという理由から、“フリーランスのWebライター”になることを決意しました。
現在進行形で、活動を続けていますが、体調を保った上で、主夫生活を安定して送ることができ、やりがいもあるため、選択に間違いはなかったと確信しています。
ゆっくり少しずつの進度ですが、楽しみながら、丁寧に、取り組み続けていきます。
各家庭や個人の状況で、仕事の内容や比重などを最適なものにしていくこと
が重要だと言えそうだね!
なお、フリーランスのWebライターとして、このブログを書くことができたのも、リベ大で紹介されていた、Conoha Wingのおかげです。
完全初心者でしたが、一切困ることなく、簡単に、安価で、Wordpressブログを運営できるようになりました。
下記にバナーを貼っておくので、ブログ開設を検討している方は、最初の選択肢として考えることをオススメします。
実際に主夫として約4年間生活してきて、私が感じている、主夫のメリットやデメリットを紹介するよ!
主夫のメリットは、とてもたくさんあります。おそらく、“世間体”さえ気にならなければ、積極的に“主夫”になりたい人も多いのではないでしょうか。
まずは、主夫をやってみて実際に感じている、主夫のメリットを紹介するよ!
・子供の成長に直接関わることができる
・時間を自分中心に使うことができる
・主婦の立場を理解することができる
・家庭経営の面白さを学ぶことができる
・人間関係の量が少ない
・移動量が少ない
・規則正しい生活を送ることができる
こんなに多くのメリットがあるんだね!
それでは、次に、実際に体感している主夫のデメリットを紹介するよ!
・世間体が気になる
・世の中の標準ではなく、マイノリティ
・家中心の生活
・1人の時間が取りづらい
・1人職なので、疲労が蓄積する
・仕事との両立が難しい
・妻が多忙になるほど、自分も大変になり、悪循環
もっとあると思ったけど、意外に少ないね!“世間体”以外の項目は、夫婦で協力することで軽減していけそうだね!
このように、主夫は“世間体”が気にならず、妻との協力ができれば、メリットの方が大きいです。
“主婦”と比較しても、一長一短で大差はなく、1つの魅力的なスタイルと言って良いと思います。
ジェンダー平等が叫ばれている今、加速度的に“主夫”の世間体が良いものとなり、当たり前の光景になれば、生きやすい選択をできる家庭が増えていくと思います。
そのために、私も、胸を張って、今後も“主夫”を続けていく決意です。
本記事では、主夫の生活について、実際に主夫として約4年間生活してきた筆者の経験談を元に、解説してきました。
私は、うつ病を罹患し、半強制的、自動的に主夫となりました。
教員の妻、小学生の娘、未就学児の息子の4人家族で、いわゆる“ワンオペ2人育児”を、細かいスケジュール管理の元、行っています。
私は主に、家事、育児、病気療養、お金の勉強の4つの内容に取り組んできました。
“主夫”というイメージは一見楽なように思えますが、1人で全てのことを毎日実行するので、中々過酷です。同時に、やりがいもあります。
うつ病を罹患して主夫になる場合、利用できる社会制度がたくさんあります。特に、自立支援医療制度、障害者手帳、障害年金、傷病手当金は、主夫として、家事や育児などに専念する中で、経済的な不安を軽減してくれるため、有効活用していくことをオススメします。
また、仕事については、教員を休職した後、退職しましたが、専業主夫のままか、それとも兼業主夫になるのかは大きな注目ポイントでした。
主夫業をやりながら、仕事をすることは、時間的にも体力的にもハードルが高いですが、その人の状況に合わせて、一般就労、障害者雇用、フリーランスなど、色々な就労可能性があるため、知識として知っておくと、より良い人生設計が可能になります。
そして、“主夫”については、その有用性を感じても、“世間体”が気になり、自信を持ってカミングアウトし、胸を張って生活していくことが中々難しい現状があります。
ただ、実際に主夫を経験してみて、多くのメリットを感じているため、今後、主夫についての前向きな情報発信が増えていけば、現代社会において、ジェンダー平等の観点からしても、主夫の有用性は大きいと思われるため、実体としてかなりの増加が見込めるのではないでしょうか。
主婦や主夫という言葉に捉われず、“夫婦の丁度良いバランス”による仕事と家事・育児の分担を、各家庭が目指す中で、“主夫”という言葉が、多くの家庭での最適解の1つとして、声高々に発信されていく日を期待したいと思います。
私自身も、本記事の書き始めでは、“主夫”に対する少しの後ろめたさがありましたが、記事を書き進め、メリットを再認識していくことで、後ろめたさも少なくなってきました。
今後も、フリーランスのWebライターとして活動していく中で、“主夫って素晴らしい生き方だな!”と思えるような知識や強さを身に付けていければと思います。
本記事が、“主夫”の世の中での地位確立の後押しとなれば幸いです。
それでは、最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。クロヒョウ先生@Webライターでした!
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